ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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今年はこれが観たい! 

ね、恒例の今年はこれが観たい!ってアレです。説明不要ですよね。では、公開時期順ではなく、僕が楽しみな順でぼんぼん紹介しまーす!


『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』


一時期のピクサー級に、安心安定のブランドと化したマーベルの今年三本ある新作映画のうちの一本。それだけでも楽しみですけど、僕的には監督が"あの"ジェームズ・ガンってところが期待に胸パンパン。

「"あの"と言われても知らねーよ」という方のために、ジェームズ・ガンを超ざっくり説明しますと、元々はトロマ映画で『トロメオ&ジュリエット』の監督でデビューして、その後脚本家として色んな映画で活躍した後にグチャクチャ愉快な映画『スリザー』を監督して、2011年には僕の生涯ベスト映画のひとつ『スーパー!』を監督したお方!

『スーパー!』というのは、非常にダークな視点からヒーローを批評する映画で、しかも超低予算のインディーズ映画。そんな映画を監督した元トロマ出身の才能あるボンクラに、マーベル原作のヒーローコミックの映画を超大金渡して作らせるなんてマーベルの懐の広さは北半球を凌駕します。日本では8月に劇場公開されるということで、僕は今年最も楽しみな一本。


『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』


これまた僕の生涯ベストのぶっちぎりベストワン『サイドウェイ』を作って下さった、巨匠アレクサンダー・ペイン監督の新作。大スタージョージ・クルーニー主演の前作とはがらりと異なって、なんとまさかのブルース・ダーンが主演で、あとは無名の役者さんばかりで、全編モノクロで、ペインお得意のロードムービーで、そしてあらすじを読んだだけで涙腺が危ういという......。まあ絶対にいい映画でしょう。傑作なんでしょう。日本では2月28日公開です。


『スノーピアサー』


これまた僕の生涯ベスト『グエムル』を作って下さった巨匠ポン・ジュノの5年ぶりの新作!今回はハリウッドとの合作で出演者がバカ豪華で(正直ストーリーにはそんな惹かれないのだけど)まあ傑作なんでしょう。2月7日もうすぐ公開です!


『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う』


エドガー・ライトですから、観に行かない訳にはいきません。絶対に面白いんでしょう。日本では4月公開。


『ゴジラ3D』


いままで挙げてきた映画よりは観る前の楽しみ度は落ちますけど、観た後に僕がとんでもないことになりそうな予感がするのは断トツでこれ。去年はパシリム今年は『ゴジラ』で怪獣映画の新時代が到来する、のでしょう。日本では7月25日公開です。


『ロボコップ』


言わずと知れてるし僕の生涯ベストの一本『ロボコップ』のリメイク。最初は「泥を塗ったらタダでは済まさぬ!」気分でしたけど、監督が『エリートスクワット』シリーズ(素晴らしい映画。特に2が)のジョゼ・パジーリャで、しかもあの「熱い心で巨大な陰謀を討て!」もう一度書きます熱い心で巨大な陰謀を討て!という宇宙刑事ギャバンイズムなナレーションがカッコ良すぎる予告を見せられたら、公開日に観に行かない訳にはいきません!これは串田アキラさんに主題歌も作ってもらいましょう!日本では3月14日公開です。


『アメイジング・スパイダーマン2』


これはね、ただただ僕の愛しのポール・ジアマッティが悪役という一点でのみ期待してるんです!でも、予告見たら悪役には他にもジェイミーフォックスと今をときめくデイン・デハーンもいやがるんだよ。この詐欺!ジアマッティだけだと思ってたのにさ!まあ期待と不安でいっぱいだけどジアマッティのこの



頑張りがさ。尋常じゃない頑張りがさ。頑張りが胸キュンだから公開日に駆けつけるよ。4月25日公開です。


『ザ・レイド GOKUDO』


「なにその副邦題....」にはガッカリですが、まあ観に行かないやつなんていませんよねー。公開日は未定だそうです。


『ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金』


これはずーっと観たくて「今年こそ公開だろう」と思っていながら呑気にお茶飲んでいたら先日DVDスルーが決定しました。"残念スルーでもそれがトゥルー"(二秒で作ったラップだよ)ってね。マイケル・ベイ監督、主演ロック様×マーク・ウォルバーグでもDVDスルーは悲しいです......。ただ、映画秘宝で高橋ヨシキさんが2013年のベストに入れてたりしてたのでね、面白くないわけないんでしょう。3月26日発売(これだけ「発売」ってのがまた悲しい....)


『ルパン三世』

今年一番期待と不安がハーフ&ハーフな映画。色々と思うところはありますけど、アクションコーディネーターが『アジョシ』の人で監督が北村龍平ってだけで、ちょっと期待に胸は膨らみ気味。ただ『ルパン三世』とは全くほど遠い映画になりそうな気もします。公開日未定だそうです。

ちなみにこれはイタリアのファンが作った自主実写。これくらいのリスペクト精神は大事。

以上、ちょうど十本でしたね。『ネブラスカ』を除くと、ほんと「小学生かい」と言いたくなるような、そんな映画ばかりが楽しみです。でも、今年は去年のパシリム級に「俺はこれを観るために生まれてきたんだー!」と観る前から思えるようなのはないですが、いい映画がいっぱいの一年になってくれることを願います。


では、また今度。
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Posted on 2014/01/27 Mon. 19:54 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 3

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『パシフィック・リム』全力の開き直りイズム 

「怪獣」「ロボット」が魅力的な理由、それは「カッコいい!」から。バカみたいに聴こえるが、それが真理だから仕方ない。実際、怪獣とロボットに一番目を輝かせる年齢である幼少期なんて、ただ「カッコいい」からという理由で怪獣とロボットが好きだったはず。

しかし、大人になるにつれそんな幼稚で単純な理由を恥ずかしく思うようになる。ただ、カッコよかっただけだった怪獣やロボットに「いや、現実のあれやこれやを象徴した存在であってね、ただカッコいいだけとは違うんだー」と取って付けたようなことを語り出す・・・・。


だが!メキシコからやって来た一人の映画監督ギレルモ・デル・トロは48歳にもなって、髭も生やして、体脂肪もでっぷり付けて、こんなことを大声で叫び出しやがった。「怪獣とロボットってカッコいいよな!!

「へ?あんたいい歳してなんて幼稚なことを言い出すんだよwwwちょwwwまじウケルーwwそんな幼稚な男が作った映画を観てみようぜwwwマジワロタwww」


・・・・二時間後


「ほんとだ怪獣とロボットってカッコいい!!!ワロタとか言って失礼しました!」



そんな映画です。って、どういう映画だよ。いや、つまり『パシフィック・リム』は、ただカッコいいだけの怪獣とロボットを真剣にただカッコよく描いた結果、一見バカバカしくて幼稚な怪獣とロボットをスゲェカッコいいものにまで昇華させてしまった、恐るべき映画なのです。「カッコいいものをカッコいいものとして描いてなにが悪い!!」そんな全力の開き直りイズムで出来た映画、それが『パシフィック・リム』!!

ジャーンジャージャージャージャーン!!(アバンタイトル曲)



この『パシフィック・リム』個人的に素晴らしいと思ったところを大体四つに分けました。まずひとつ目は


シンプルイズベストがベストな姿勢

最近、特にヒーロー映画やアクション映画に流行りの「再解釈」「脱構築」「メタ構造」等の一歩引いた視点から、その映画を俯瞰してジャンルごと語り直すみたいな余計なことはしません。あと、いちいち「正義とは何か」「僕らはなぜ戦うのか」みたいな、本筋のストーリー進行の妨げになるような煩わしい問い掛けも微塵もありません。あるのは、ひたすら怪獣とロボットのバトル!!戦う理由は、怪獣がそこにいるから戦う!「山があるから登る!」みたいな。それでいいんですよ。だってこれは怪獣とロボットのバトル映画なんですから。くっそどうでもいい取って付けたような葛藤とか小難しい問い掛けはシャラップ!


 僕は『ダークナイト』の恋人を殺されたショックからバットマンが朝方のホテルの一室でボケーっと悩んでるシーンが心の底から大っ嫌いでですね、こんなシーンを入れる隙があったら訓練モンタージュとか、なにかジョーカーを倒す為に努力してるシーンを入れろよっていつも思うんです。だって、これはヒーロー映画だろ?と。

 
その点『パシフィック・リム』は偉いですよ。まず、主人公が挫折する場面をアバンタイトルで済ませてしまいます。そして、タイトル明けたあとは、主人公がパイロットに復帰して頑張る。しかも任務は各国のイェーガーを揃えて怪獣軍団との最終決戦、とね、つまり"起承転"までをアバンタイトルで済ませ、後は肝心な"結"の部分をやればいい、と要はタイトル明けたらあとは全編クライマックスみたいなもんなんです。盛り上がるところしかない。このシンプルイズベストな姿勢が本当に素晴らしいと思います。


二つ目

ギレルモ・デル・トロ監督の確かなバランス感覚


自らを"オタクガイジン"と名乗る監督がロボットと怪獣の映画を作るのだから、さぞやその筋のオタクが元ネタ探しにばかり終始するような狭くてレベルの低い次元の映画になるのではと想像してしまいますが、デルトロ監督は『パンズ・ラビリンス』のような文芸ダークファンタジーも作れば、『ヘルボーイ』シリーズのような明るく楽しいエンターテイメント映画も作れるほどバランス感覚が確かな人です。パシリムもストーリーをバカでも分かる程のど直球王道エンターテイメントにすることで、特撮やロボットアニメオタク以外の人でもちゃんと楽しめるよう計算して作られていました。自分の創造した世界観の提示をするばかりで、観客を置いてきぼりにするような自己満足なダメオタク監督とは真逆で、ちゃんと観客を楽しませることを第一に考えている。こういった姿勢は、特に日本の映画監督さん達は見習うべきところだと思いますね。
 

あと、これまでのデル・トロ作品に必ずあった「異形の者への寄り添う視点」みたいなものは、今回の怪獣達には一切皆無。怪獣はひたすらデカくて怖くて強い存在として描かれます。だって、明確に異次元人達の兵器として説明されますから、同情的な視点とかいらないんですよ。その割り切りぶりもデル・トロ監督のバランス感覚の確かさだと思います。

バールターンセーイジーン!!


三つ目

魅力的でしっかりと血の通っているキャラクター達


さっき「バカでも分かる程のど直球王道エンターテイメント」と書きましたが、それは=単純ということではないです。ストーリーの枠組み自体は使い古されていて単純かもしれませんが、その中にいるキャラクター一人一人がしっかり血の通いを感じさせる描かれ方をするので、単純なストーリーに深みを与えていると思います。


例えば、ニュートという怪獣博士は怪獣のことになると、周りが全く見えなくなってしまうくらいの典型的なオタクキャラですが、見た目は白のYシャツにネクタイで上半身は腕までびっしり怪獣のタトゥーを入れていて、尚且つロックスターに憧れている、というちょっとチャラい感じが、今まで無かったオタクキャラになっていて、ちゃんと血の通いを感じさせるんですよ。決してステレオタイプな書き割りキャラではない。

因みに、それまで水と油の凸凹コンビだった数学博士のゴッドリーブ(彼も素晴らしいキャラ)とニュートが一緒に怪獣の脳にドリフトする場面は本当に最高としか言いようがなくてですね。普通、ああいうオタクキャラっていうのはコメディリリーフ以上の役割をせずにクライマックスではフェードアウトしてしまうもんですが、ちゃんとオタクキャラ二人にも最高の活躍場面を用意している辺り、デルトロ監督の一人一人のキャラクターをおざなりにしない精神と溢れんばかりのオタク愛を感じますねー。

細かい話ですが、そのドリフト場面で二人のどちらかが幼少の頃に体育座りで落ち込んでいるところが一瞬映されるんですが、あれはたぶんゴッドリーブだと思いますね。ニュートはイケイケ野郎ですから体育座りで落ち込んだりしないはずです。いや、待てよ。そんなニュートも幼少の頃は体育座りで落ち込んでいた・・・なんて考えるとさらにキャラクターへの想像力が沸いて、より一層深みを増すんですよ。ああいうディティールは非常に大事だと思います。


あとですね、まあ勿論みんな良いんですよ。過去にトラウマを抱えた主人公もいいし、モリ・マコもいいし、基本無口でおっかないんだけど時おりチャーミングな所(怒った後に耳に指を当てて相手の返事を聴くところ等)も見せるペストコスト司令官もいいし、チェルノアルファパイロットのロシア人夫婦もいいし、なんならジプシーを修理しているオッサンとか、ライト持って誘導するオッサンとか、みーんな良いんですよ。ペストコスト司令官が最後の演説で言うじゃないですか、「我々は一人でなく互いを信じて戦うのだ」って。しかもその場には国籍も役職も違う人も全員が集まっているんです。この映画ではあのシャッタードームにいる皆がヒーローなんです。限られた小数の人達が頑張ればいい話ではないのです。その精神がなんとも素敵じゃないですか。


でね、特にいいのはストライカーエウレカのパイロットであるハンセン親子。親父も渋くて冷静でしかし時おり熱いところ(照明弾でバカをするか!のくだり)を見せて最高なんですが、やはり息子のチャックですよ・・・。あいつはね、調子に乗っていて生意気で主人公と対立するから一見嫌なやつに見えますよ。でもね、マコがウサギを追ってしまったことからジプシーが暴走する場面がありますが、あそこで誰よりも早くジプシーのケーブルを抜こうとしているのも、チェルノがピンチの時に「頑張れチェルノ!いま行く!」と言って親父を率いて走り出すのもチャックなんですよ・・・・。あいつは誰よりもチームのことを思いやっているんですよ。犬に好かれているんだから、悪い奴な訳はないんですよ・・・・(思い出し涙を流しながら)


四つ目

もう、とにかく最高!!

いきなり雑になりましたけどね、ほんとね、とにかく最高!!としか言いようがないシーンが多いんですよ!ジプシーが活躍するとジャララージャジャジャーン!!とストレートに燃えるテーマが流れ、怪獣が登場するとデーデーデーデーン!デーーン!と伊福部オマージュな恐ろしさを強調したテーマが流れる!こういう顔が赤くなるくらいのベタな演出を律儀にやってくれるかやってくれないかで映画監督の信頼度は自ずと決まりますね。もちろん、スカしてやってくれない監督はクズ監督ですね。口は悪いですが断言します。


あと、ジプシーの大ピンチ!「もう無理だマコ・・あきらめよう」「いいえ、まだ武器は残ってるわ!」→チェーンソード起動!!じゃきーん!「父と母の仇!!」オオタチの翼バッサーン!もうおん最高~~!!他にも怪獣の殺し方では、クライマックス海底バトルのライジュウの殺し方もたまらない!初代ウルトラマンの二代目バルタンの倒し方を連想しました。

でね、デル・トロ監督は『パシフィック・リム』ビジュアルガイドブックでこんなことを言ってますよ

「本気でモンスターを愛するというのは、他の誰かが何かを愛するのと同じだ。できるだけよくしてやりたくなるんだ。だからモンスターにもできるだけよくしてやりたい。デザインからライティング、色、どう動くのか、どこに住んでいるのか、何が起こるのか。殺さなきゃいけないときは、最高の殺し方をする


だから、誰一体としておざなりな怪獣は一体もいない。みんなきっちり活躍し、きっちりと工夫を凝らして殺す。デル・トロの怪獣愛が溢れています。

因みに僕の"推し獣"はブレードヘッドです。映画本編では、壁を破った最初の怪獣としてニュース映像でしか出てきませんが、デザインが最高なんですよ。

これがブレードヘッド

なんか、パシリムに登場する怪獣はどれも形がすごく奇抜だったりして、ウルトラマンAの超獣チックですよね。特にこのブレードヘッドなんかは超獣チック。で、ウルトラマンAも異次元人ヤプールが超獣を送り込んでいる設定だし、しかもしかもウルトラマンAは男女二人で一人のウルトラマンになるという話だったし、それってちょっとイェーガーの操縦方法にも繋がるじゃないですか?え!もしかしてデル・トロウルトラマンAオマージュなの!?「今だ!」「変身!」北斗と南~なの?

あと、最後にひとつ!長くなって読みにくい文章になっていることは百も承知で最後にひとつだけ最高なところをもうひとつ挙げさせてください、というか挙げさせてくれ!!


それはね、やっぱ中盤の香港防衛戦でのレザーバッグがストライカーをぶち壊すーハンセン親子ピーンチ!のところに


光がぴしゃー!

後ろを振り返るとヘリに吊られたジプシーデンジャーが!

「マコこれは訓練ではない実戦だ!」

レザーバッグがジプシーの元に向かう!

ジプシーも戦闘モードON!!

ジャララージャジャジャーーンン!!



行け!ジプシーぶちのめせ!!


そうそうそうそうそう!!こういうストレートなシーンがずーっと見たかった!!もう深刻ぶった顔で悩むヒーローだとかはうんざり!現実の社会問題だとかを象徴させて大人ぶるなんてまじくっだらねー。そういうのこそ真にバカバカしい。ただカッコいいものをただ真剣にカッコよく描くとスゲェカッコいいものが出来上がる!!そう、単純で幼稚だからこその力強さを『パシフィック・リム』は2013年に力説してくれました。幼稚なものに深刻ぶった問題だとかを押し付けて大人ぶろうとする映画監督とかは、全員まとめてエルボーロケーットでボコボコだ!!



では、また今度。
Posted on 2013/09/05 Thu. 23:07 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 3

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映画の始まり方。 

前回、映画の終わり方について書いたので、今回は始まり方についてです。

映画に於いては、終わり方の方が重要だと思うんですよ。だって、それまでが良くても終わり方が微妙だと、映画全体も微妙に思えてきません?だから、終わり方は非常に重要。

でも、始まり方だって重要。ていうか、僕は始まり方、いわゆるツカミが良いと「よし、この映画は好意的に観よう」と思えますね。


僕が好みの始まり方は、まず、ドラマなりアクションなりを一通り見せて、タイトルどーん!!ってやつ。エピローグ→タイトル、いわゆるアバンタイトルと呼ばれるやつですな。いや、たまにはこういう専門用語を使うと"映画通"ぽくて我ながらカッコいいね。

で、そのアバンタイトルの中でも、タイトルどーん!!の間とかタイミングがカッコ良ければカッコ良いほど、カッコいいよ(頭の悪すぎる文章)。

そういう意味で、僕の中で嫌いな始まり方はオープニングでタイトルもスタッフクレジットも出ないやつ。最近多いですよね。特に特にクリストファー・ノーランの野郎!!

あいつはさぁ、色んなところが嫌いなんですけど、なにがなにが嫌いってラストにタイトルどーん!!をやること!それはオープニングでやれよ!ほんとね、ノーラン好きな方を不快にさせるでしょうけど、僕はノーラン映画のラストを「どや顔エンディング」と呼んでます。

例えば『インセプション』。


コマがくるくる回るよー回る回るよー時代は回るよー、あれ?止まっちゃう?じゃあ夢なのかなー?現実なのかなー?どっちかなぁ・・・・?

『インセプション』タイトルどーん!!



どや?


ていう、ノーランのどや顔が浮かぶようで、憎い!キー!一回マンホールにでも落ちてしまえー


たかだか、こんな小ネタのためにノーランの画像を貼ってしまった自分に腹が立ったので、前回に続いて僕が大好きな始まり方映画を紹介して終わりにしましょうかね。五つ紹介しますが今回はトップ5形式ではないです。


一つ目『ジャッキー・ブラウン』の始まり方。

タイトルどーん!!なアバンタイトルオープニングが好きとか書いておきながら、『ジャッキー・ブラウン』はそうではないです。でもね、このオープニングが本当に大好きなんですよ。パム・グリア演じる主人公ジャッキー・ブラウンが仕事場に向かうため、空港を歩く。そこに名曲「110番街交差点」が流れながらスタッフクレジットが重なって、ってだけのオープニングなんですけど、とっても泣けるんですよ。なんか、タランティーノはこの場面が撮りたいが為に映画監督になったんじゃないかと思えるくらい、タラの気合いを感じるんですよね。これって僕だけですかね?


二つ目『スーパー!』の始まり方。

映画自体生涯ベスト級に愛してる映画なんですが、オープニングが泣けるんですよ・・・(しみじみと)主人公フランクが、あーだこーだあって大泣きして、その大泣きしている自分を鏡で見て一言「泣いてる顔は惨めだ」でオープニングクレジットどーん!!ってね、ああ泣ける。そこから始まる下手くそアニメも大好きなんですが、もうこのオープニングで「今後、どんな展開があっても主人公を絶対応援しちゃうし、映画自体も愛してしまう」と確信しましたね。


三つ目『スペル』の始まり方。

オープニングで少年(だったっけ)が地獄に引きづり込まれて、タイトルどーん!!『ドラッグ・ミー・トゥー・ヘル』(私を地獄に連れていって)!!いぇーい俺も地獄に連れていってー!という気分にさせてくれる、最高に盛り上がるアバンタイトル。また、クリストファー・ヤングのベッタベッタな怪奇映画風なテーマ曲もいいんですよね。


四つ目『母なる証明』の始まり方。

オープニング、いきなり草原でおばさんが踊り出すんですよ。しかも、へーんな音楽に乗せて。そして、寒々しい草原みたいなところで、そのおばさんが服の中に手を入れてタイトルが出る・・・・なにこれ?っていうオープニングなんですけど、ツカミとしては抜群ですよね。あと、この映画はラストもほんとーにスゴいです。


五つ目『ミッション・イン・ポッシブル ゴーストプロトコル』の始まり方。

このオープニングはね、何度観てもスゴく高揚する。僕の中でのアバンタイトルの理想形ですね。あの、トムクルの「点火しろ」の一言から始まる、マイケル・ジアッチーノなりにアレンジされた、お馴染みミッション・イン・ポッシブルのテーマ曲!もうサイコー!!やっぱ、ハリウッドのエンターテイメント映画はオープニングでドカン盛り上げてくれるからいいよね。映画版『Aチーム』のオープニングも最高だったじゃないですか。日本映画も是非とも見習ってほしい。


って、また五つ紹介してから思い出したけど、忘れちゃいけない『デビルズ・リジェクト』のオープニングもカッコ良かったね。あと、映画のオープニングといえば『007』シリーズ!ああ、ちくしょう今頃になって色々思い出してきた。『めまい』のオープニングもすごい好きなのよねー


では、また今度。
Posted on 2013/05/11 Sat. 20:50 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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映画の終わり"際"問題。 

《警告!》今回、『アルゴ』と『レオン』と『エクスペンダブルズ』と微妙に『ロボコップ』のネタバレしてます。



今週の「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」では、映画の終わり方について特集をするんだって。ゲストは僕が尊敬、というかもはや崇拝している高橋ヨシキさん。わーいやったね。

で、たぶんその特集でも言及するんじゃないかしらと思うのは、映画の終わり"際"について。

終わり際でグダグダしだす映画ってあるじゃないですか。僕の中で筆頭に挙がるのが『レオン』。いや、分かるよレオンは死んだけど、思い出は残る的なことを言いたいのだろうけど、でも、あの庭に植物を埋めて、なんか感傷的になって云々のくだりいらない!って思いません?あと、最近では『アルゴ』。あれもさ、クライマックスとか最高にスリリングなだけに、そこからが長い・・・。イラン領空に入ったらそこで終わりでいいじゃん。ベンアフが嫁のところに行ったりするくだりいらない!!って思いません?

要は、僕が言いたいのは本筋の物語が終わったら、映画自体もそこで終了!であるべきだと言いたいのですよ。レオンが死んだ?マチルダは助かった?はい、そこでエンドロールどーん!!。イラン領空に入った?みんなでシャンパン飲んだ?CIAも大喜び?よし、そこでエンドロールどーん!!が理想的。


でも、逆に「ええ、終わるのが早い!」ってのもある。僕的には『エクスペンダブルズ』がそれ。あの映画はさ、はっきり言ってラストの打ち上げが本編。それまでは、盛大過ぎる序盤なんですよ。だって、あのスタローンを筆頭とした夢のメンツが酒飲んでわいわいにこやか笑顔な場面が一番観たいじゃん!しかも、まるで何事も無かったかのようにドルフ・ラングレンがあっさり生きてるのも、「ああ、この世界って都合が悪いことは一切起きないのね!(´∀`*)ナットク」って感じでいいじゃないの。だから、あのラストはもっともっと観せてほしいのだけど、そこは流石のスタローン。ジェイソン・ステイサムがナイフをカメラの方に投げて、周りのみんなが驚いた顔をしてエンドロールどーん!!っていうあのテンポとお茶目な感じの終わり方でもう、観てるこちらもにこやか笑顔。いやぁ幸せ。もう五億点満点だよ。


って、エクスぺの話が長くなっちゃって、すいません。じゃあね、最後に今まで観てきた映画の中で特にたいへん素晴らしいと思った終わり方ベスト5を書いて終わりましょうかね。あ、ここから挙げる映画のラストについては全てネタバレしないよう、詳しく書きませんので安心してください。


第5位『マイ・バック・ページ』の終わり方。

山下敦弘監督の作品って終わり方がいつも印象的だと思うんですけど、特に『マイ・バック・ページ』のラストはね、なんか一気に「ああ、これはいい映画だな」って思わせるというかね。エンドロールで流れる歌もいいしね。


第4位『狼よさらば』の終わり方。

確か、杉作j太郎さんも「映画秘宝」でこの映画のラストについて「お前、もはやノリノリじゃねーか!」とツッコミを入れていたと思いますが、そうなんです。この映画のラストはブロンソンがノリノリなんです。シリアスな映画ですけど、ラストのノリノリぶりが最高に笑えますね。


第3位『ときめきに死す』の終わり方。

僕ね、こういう終わり方好きなんですよ。最後に一発「ぎゃーーーーっ!」ってさせて、なんの説明もせずにスパッと終わる感じ。全然テイストは異なるし、「ぎゃーーーーっ!」ってよりは静かに「ゴクリ」と唾を飲む感じだけど、『CURE』の終わり方もこれに近いと言うか。


第2位『ロボコップ』の終わり方。

来ました永遠の名作『ロボコップ』!これは終わり方が一番アガるもんね。「君の名は?」「マーフィーだ」タイトルどーん!!テーテテーテーテテー(テーマ曲)はもうイヤッホォォオウ!!だもんね(小四の文章か)


第1位『サスペリア テルザ』の終わり方。

これはさ、映画全体も「もう笑うしかねぇや」って映画なんだけど、そしたらラストで「本当に笑いやがった!(°Д° )マジカル」ってやつね。しかも、爆笑だよ。いや、これにはビックリした。


と、なるべくラストについては具体的に書かないようにベスト5を作ってみましたが、この五本に共通するのは、映画全体も素晴らしいことと、どんでん返しのラストでは全くないこと。ていうか、僕はどんでん返しのラストはなんか作り手のどや顔が浮かぶようで、あまり好きじゃないですね。まあ、とにかく上記五本はどれも素晴らしいですし、中でも特に『サスペリア テルザ』は、なかなかビックリする(いろんな意味で)と思いますので未見の方は是非観てみてねー


あ!ベスト5作っておいてなんですけど、あれを忘れてた『サブウェイ・パニック』の終わり方!あの落語のように洒落た終わり方は、映画の終わり方史上に残りますよね。ちくしょう!忘れてたよ~。ま、いいかコホンコホン。


では、また今度。
Posted on 2013/05/08 Wed. 17:37 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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