ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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我が愛しのエンパイア第1回『フロム・ビヨンド』(ネタバレなし) 



そこの奥さんエンパイアピクチャーズという映画会社をご存知ですか?え、知らない?それは良かった!!知らなくてなーんの損も得もしないし問題もありませんので、知らないまま人生を過ごして頂きたく思いますが、知りたいという方のために一応説明しておくとチャールズ・バンドといういい加減なオヤジが1983年に設立した映画製作プロダクションです。エンパイアピクチャーズが作った代表的な映画をざっと挙げていくと・・・

・『死霊のしたたり』
・『テラービジョン』
・『SFゾーントルーパー』
・『パペットマスター』
・『ドールズ』
・『ロボ・ジョックス』等々・・・


わーい、わくわくする映画ばっかり。今後は「我が愛しのエンパイア」シリーズと題して、定期的にエンパイアピクチャーズが作った映画を紹介していきます。みんな大好き(だと信じたいよ)エンパイアピクチャーズ。

栄えある1回目はエンパイアピクチャーズのマスターピースにして歴史に残る名作『フロム・ビヨンド』~!!


原作はH・Pラブクラフト!監督はスチュアート・ゴードン!製作はブライアン・ユズナ!主演はジェフリー・コムズとバーバラ・クランプトン!!つまり先程も書いた『死霊のしたたり』のスタッフ・キャストが再集結して作った映画!姉妹編みたいなもんですな。『死霊のしたたり』もエンパイアピクチャーズの名作ですので、いずれ詳しく感想を書こうと思います(因みに個人的には2が大好き)。

ストーリーは・・・と言っても実は『フロム・ビヨンド』、ちょうど一年前に観て以来見直してないので、ストーリーに関してはかなり曖昧ですが超ザックリ書くと、

脳の松果体を異常に発達させ、「向こう側」のモノを人間の知覚で見ることができるマシンを発明した博士が行方不明になっちゃったので、ジェフリー・コムズ(その博士の助手)とバーバラ・クランプトン(まじめ精神科医)とケン・フォーリー(刑事)が捜査をするが、博士は「向こう側」の世界でとんでもない変態ガイキチモンスターになっていた・・・・


なにがなにやら分かりませんね。うん、自分でも書いていてよく分からなかった。「H・P・ラブクラフトの原作」と書きましたが、原作というよりも「設定を借りた」程度ですよね。だって、原作はたったの6ページ。たしか、「向こう側」を知覚化できるマシンを起動させちゃって異形のものたちに襲われかけました、ってだけの内容だったと思います。

『死霊のしたたり』でもラブクラフト原作とは関係のない「生首によるクンニリングス」(What!?)をしでかしたスチュアート・ゴードンとブライアン・ユズナは今回もたった6ページの原作を、自分たちの趣味、つまりエロとグロで埋めつくして『フロム・ビヨンド』という映画にチェンジさせてしまいました!あんたら素晴らしいよ!

まず、グロ!


なんて素晴らしいのかしら!


これぞビューティフル!


一番グロいのは

件の博士が変貌した変態ガイキチモンスターの成れの果て。


顔のアップ。


変態なのでバーバラ・クランプトンと同化しようとしてます。うん、なにかが狂ってるぞこの映画。


ガイキチモンスター博士の暴走っぷりは最高過ぎます。このね「真面目だったはずが異形のものに姿を変えたら中身がガイキチになってしまった」感は『死霊のしたたり』の生首教授にも通じていますね。ガイキチはバーバラ・クランプトンがお好きなのかしら。


そしてお待ちかねエロ!!

はね、バーバラ・クランプトンが一手に引き受けています。マジでこの人偉いよこんな映画でおっぱい見せたって意味ないんだもん。でも、これぞサービス。ありがたやありがたや。

真面目な眼鏡っ子女子だったはずが

「向こう側」を体験したらエロくなってしまいました。わあ、夢のよう!


ちゃんとおっぱいも出してるよ。


非っ常に大事なことなので文字を最大限デカくして書きますが、バーバラ・クランプトンのおっぱいは大きくもなく小さくもなくの、ほんと絶妙なおっぱいだと思うんですよね。僕の中の理想形です。


もう一度書きます。

バーバラ・クランプトンのおっぱいは僕の中の理想形です。

そんなバーバラ・クランプトンのおっぱい、略してバーパイをこよなく愛しているにも関わらず僕は『死霊のしたたり』と『フロム・ビヨンド』でしかバーパイを見ていません。そこで緊急募集!!上記二作品以外にもバーパイが拝める映画を教えてください!いま、世界とyou伊東はバーパイを求めている!情報をお持ちの方はコメント欄「バーバラ・クランプトンのおっぱい係」まで!どしどしお待ちしてます!


(まるで何事も無かったかのように平然と話を戻します)

とにかくね、『フロム・ビヨンド』はエロとグロがたくさんつまっていてサイコーの映画!!サイコーの映画なのです。いい映画とは違います。例えばこの前紹介した『穴』は単なるいい映画。でも、『フロム・ビヨンド』はサイコーの映画。サイコーの映画と言うのは、観ていて「ええっそこまでやるの!?」と驚愕するほどの突き抜けた表現がある映画。突き抜け過ぎている表現があるあまり、拒否反応を示す人すら生んでしまいます。なので、絶対に好きな人と嫌いな人を生みます。あと、サイコーの映画はジャンル映画に多いです。去年の映画で例えるなら『裏切りのサーカス』は単なるいい映画。『プロメテウス』や『エクスペンダブルズ2』はサイコーの映画って、簡単に言っちゃえば単なる僕の(それも偏狭な)好み・・・ですね。なによそれで悪いのかしら!サイコーなんだから仕方がないでしょ!


では、また今度。
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Posted on 2013/05/30 Thu. 22:30 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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ちょっと、わたしの言い訳を聞きませんか。 

人は誰でも間違いを犯すもの。犯しちゃいけないのは、男と女と家畜だけ。朝の8時集合と言われたのに、9時に集合場所に着いてしまった。そういうこともある。玉ねぎを買ってきてと言われたのに長ねぎを買ってきてしまった。そういうこともあるよね。毎月25日に怪獣のことをブログに書くと言っておきながら、25日になにも書かなかった。もちろんそういうこともある。全然ある。夏目漱石だって「今度の俺っちの新作は『我輩は豚である』だからよろしく!」と大衆に宣言しておきながら、平然と豚から猫にチェンジさせた『我輩は猫である』を書いちゃったことも、なきにしもあらず。

俺はなにを言ってんだ・・・


早い話、「毎月25日の怪獣」を25日の昨日更新しなかったのです。え、何故か?答えは単純昨日は24日だと思っていたから。

「今日は24日か。明日なんの怪獣映画について書こうかな」とカレンダーではなく『バトルシップ』を観ながらボーッと過ごしておりました・・・・ほんとすいません。お詫びに首吊りも切腹もしません。『バトルシップ』は最高に楽しいです。AC/DCが流れながらミズーリ号を出航させるくだりは燃え死にします。


だから、今日更新しますよ「毎月25日の怪獣」。今日が26日だろうと関係ないもんね。今日は25日だ。今日は25日だ。今日は25日だ。と思い込めば人間なんだってできる。『スパイダーマン2』でもこんな台詞なかったっけ?

という訳で、「毎月25日の怪獣」を楽しみにされていた方(がいるのであれば)、本当に申し訳ございませんでしたm(__)m。一日遅れですが更新しましたので読んで頂けると幸いです。
Posted on 2013/05/26 Sun. 19:31 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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毎月25日の怪獣。第五回グニャドロモンスター田舎町襲撃す!『ブロブ/宇宙からの不明物体-』 



『ブロブ』はねホラー映画、モンスター映画、怪獣映画として良くできている以上にまず、娯楽映画として大変良くできている映画であります。これが、日本ではDVDにもBDにもなっていないなんて勿体な過ぎる。


監督はチャック・ラッセル。『マスク』や『イレイザー』とかの監督ですね。最近はお元気なのでしょうか。

脚本は巨匠フランク・ダラボン。この方は『エルム街の悪夢3』(傑作)と『ザ・フライ2』(1の百倍名作)、最近だと『ゴジラ3D』(超期待)の脚本を書き、監督としては『ミスト』(歴史に残る名画)を作った偉大すぎる人。どうですか、このフィルモグラフィー。見事にハズレがないね。あ、『ショーシャンクの窓だか空に』とか『グリーンなんとか』とかは僕は知りません(キッパリ)。

『ブロブ』のストーリーは至って単純。「宇宙から落っこちてきた隕石から出てきたアメーバみたいなのが、人々を喰い散らかしてさあ大変」ってだけ。どうですか、飽き飽きするようなストーリーでしょう?

しかし、フランク・ダラボンによる実に丁寧でタイトな作劇でこの単純なストーリーが、ハラハラドキドキのサスペンスモンスターアクション活劇へと昇華するのが『ブロブ』の素晴らしいところ。

まずね、前半というか映画開始わずか20分足らずで脇に至るまで登場人物一人一人を丁寧に、そして無駄無くスピーディーに紹介していきます。こういうのほんと大事。開始20分で「あっこの映画は信用出来るなぁ」って思えるもんね。

そして、登場人物の紹介を一通り終わらせたところで、真の主役ブロブちゃんの御登場。前半はSEXしてるカップルとかが殺されたり、とこじんまりしたスラッシャー映画ぽい感じ。しかし、政府の組織が絡んでくる中盤あたりから、だんだんとスケールの大きなポリティカルサスペンス風味になってきて、クライマックスからは一気にド派手な大怪獣映画へとトランスフォーム!!この脚本のグラデーションがお見事。B級なストーリーだけど、きっちり飽きさせない。


まあ、でもね脚本の出来なんてものはこの手の「ジャンル映画」に於いてはほんの些細なもの。僕らが観たいのはやっぱりブロブちゃんによる創意工夫とサービス精神溢れる「人間踊り喰い」の様子。それこそが醍醐味。


振り返ったら、何やら大変なことになっていたり

「私の彼氏を返して!」

おっぱい揉もうとしたらその女の体内にブロブがいたり

「ペチャパイならぬドロパイめっ!」

電話ボックスごと呑み込まれたり

「タウンページに連絡よ!」

子供が溶解人間みたくなったり

「ちゃんと宿題やったのに!」

とね、なかなか容赦ないです。さすがは鬼畜系脚本家ダラボン。善人だろうと老人だろうと子供だろうと容赦はしない。後に『ミスト』を作るだけあるよ。

お気に入りは映画館の場面。後ろに今まさしく上映中の映画のネタバレをするおやじがいるんですよ。すっげえうざいの。しかし、そんなネタバレをするおやじには・・・って場面は名場面ですね。


映画館で踊り喰いをするブロブちゃん。それだけはやめて!

肝心のブロブちゃんの造形はね、って言ってもアメーバ怪獣なので造形も糞もないのですが、ただ単にアメーバみたいなのが動くってよりは、もっとこう内臓がフゴフゴ動く感じって言うか。あと、結構触手を活用しますね。熱には強いから夏は好きだろうけど、寒さには弱いから冬は嫌いだと思う。ああ、僕と真逆だ。


『ブロブ 宇宙からの不明物体』を観るには、まず輸入DVDで観るか、あるいはVHSを一生懸命探すか、あるいはねCSの映画チャンネル。僕は中二のときにCSの映画チャンネルで観ました。かなり頻繁に放送してたので何度も観ましたね。もしかしたら今もたまーに放送するかもしれないので血眼になってCSの番組表をチェックするのもひとつの手ですが!一番簡単な方法は新宿のTUTAYAにVHSが置いてあります!それを借りるのが一番手っ取り早いですが!もっともっともーっと簡単なのは、ネットという広大な海を航海してみることです。そうすると『ブロブ』フルムービーの字幕付きが見つかるかもしれません。しれませんしか言ってないからね。知らないけど、ネットは広いからどっかにあるかもね~(白々しく)


では、また今度。
Posted on 2013/05/26 Sun. 19:29 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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『穴』/ 明日に向かって掘れ!(ネタバレなし) 



「脱獄もの」って最近少なくないですか?昔は『大脱走』『パピヨン』『アルカトラズからの脱出』『ショーシャンクの空に』等々、色々あったのにね。もしかしたら、刑務所もハイテクになってきて近年脱獄が難しくなったってことなのかもしれませんね。最近の刑務所事情はよく知りませんがー。

「脱獄もの」で僕が好きなのは先程も挙げた『パピヨン』、あと養鶏場のニワトリたちがとんでもない方法で脱獄を企てる傑作クレイアニメ『チキンラン』と、今日紹介するジャック・ベッケル監督作品『穴』。

ストーリーは「五人の囚人が刑務所からの脱獄を企て、看守の目を盗みつつ地下に穴を掘り、地下から地上に出ようとする」という非常に単純なストーリー、で・す・がとにかくね、この映画はそんな単純明快な物語をリアリズム溢れまくる演出で描いていきます。折り畳み式ベッドの金具を穴を掘る道具にしたり、小瓶を砂時計代わりにしたり、となんかね刑務所脱獄あるあるじゃないけど、ほんとドキュメンタリーを見ているような気分にさせるのですよ。



まあ、それもそのはず。どうやらこの映画、脚本を書いているジョゼ・ジョバンニという人の実体験らしいです。だってOPに、そのジョゼ・ジョバンニと思われる人が出てきてカメラに向かって「これから話すのは、私が実際に経験した話です」とか言うの。えっ!それっていいの?



穴を掘っていった先に五人の囚人達はなにを見るのか?なーんて書くとかっこいいけど、まあ、ある意味「事実は小説よりも奇なり」ってやつ?人生なにが起こるか分からないね。人をそんな簡単に信用しちゃいけません。


『穴』は最近TUTAYAさんの発掘良品でDVD化されたので、かなり手軽に観れます。僕なんか渋谷のTUTAYAに置いてあったVHSで観ましたよ。しかも、三週間も待った。三週間も!それが、こんなあっさりDVD化されて手軽に観れると思うと、なんだか過去の自分に腹が立ったり立たなかったり。


では、また今度。
Posted on 2013/05/23 Thu. 21:17 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 2

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『プレデター』シリーズと『AVP』シリーズ感想。 

『エイリアン』シリーズの感想をまとめて書いたので、ついでに書いておきます。『AVP』シリーズは除外しようかと思ったのですが、ayuさんという方から「AVPが外されていて残念」というコメントを頂いたので、『AVP』シリーズの感想も書きますよ。仲間はずれはいけないもんね。




『プレデター』

僕ね、キャラクターとしても映画としてもやっぱエイリアンシリーズより断然プレデターシリーズの方が好きですね。なんだろう、エイリアンはその後のSF映画に影響を与えたし、HRギーガーの芸術的な美術とか、なんだか映画としてとても崇高な作品じゃないですか。でも、『プレデター』は「ジャングルでマッチョな男どもが宇宙から来た狩人エイリアンと戦う」しかも、そのマッチョな男はシュワルツェネッガーやカール・ウェザース。しかもしかも、プレデターの中の人はジャン=クロード・ヴァンダム(という一時期までのガセ情報)。もはや、この時点で僕の中での勝敗は決まった。当然『プレデター』に軍配があがるのですよ。それが常ってものよ。

好きなところ挙げたらキリがないのですが、やっぱね中盤の灼熱の熱帯雨林の中、屈強な半裸のマッチョ達が汗を噴出させ、体中テッカテカになりながらプレデターの罠を一生懸命作るところ。しかも、またそれを超じっくり描くんですよ。僕は小四でその場面を観て「ああ、なんだか俺はいまとんでもないものを観ている!」って本気で感動しました。その時から僕の人生はオカシクなりましたね。


『プレデター2』

一作目は絶対に強いに決まってる大スターシュワルツェネッガーVSプレデターなところが肝でしたが、2はね花が無すぎる普通のおっさんダニーグローヴァーVSプレデターというところが肝。だって、今にも負けそうでしょ?禿げ上がった前頭部に死亡フラグがうっすら見えるでしょ?でも、そんなおっさんがガッツとガッツとガッツでプレデターと戦う!追い詰める!しかも、最後はプレデター族の長にそのガッツを認めてもらえちゃうんだから、スゴいよねこの映画。

プレデターの造形もいいんですよ。プレデターをクリエイトしたスタン・ウィンストン師匠はそもそも昆虫をイメージしてクリエイトしたらしいんですが、2はさらに昆虫ぽいというか顔つきが凶悪で素敵ですね。

これね。


『プレデターズ』

うーん・・・・なんかさあ色々惜しいんですよねこの映画。でも、どこが惜しいのかはよく分からない・・・うん、ごめんなさいあんまり感想が思い浮かばない程度に好きじゃないです、この映画。


『エイリアンVSプレデター』

要はね、これは『エクスペンダブルズ』みたいなもんで、俺たちの夢が叶った時点で映画の出来には言及しちゃだめムービーだと思うんです。映画の出来より企画に喜べ、ていう。
 でもさぁ、これは中盤からプレデターが人間の味方となって共通の敵である、エイリアンと戦うんですけど、それはないだろう。元々プレちゃんは、女子供には優しくて若干フェミニストな感じがするけど、だからってあの女主人公の為に武器を作るとか、あなたは本当にそれでいいの?あなたはそれで幸せ?って思いましたよ。だから、僕はやっぱ人間が一切関わらない『AVP』が観たかった。二時間ずーっと「ウォー」「キシャー」って鳴き声だけが轟く映画でいいんですよ。それがね2では観れるんじゃないか、って微かに期待した。でも、その微かな期待は三年後に簡単に打ち破られた


『エイリアンVSプレデター2』

そう、ガッツリ人間が絡んだ。この映画の人間ドラマパートは本当に本当にどうでもいい。あと、プレデリアンね。うーん・・・エイリアンとプレデターのハイブリッドはオタクがみんな夢想するだろうけど、実際に映画に登場してみたら意外と斬新じゃなかったんだよ、これが。
 じゃあ、『AVP2』ダメ?いや、頑張っている。プレちゃんが人間の味方をしないだけ僕は一作目よりもこちらの方がマシだと思ってます。あと、下水道好きの僕的には、下水道にエイリアンが巣を作るってのは結構ワクワクする。

だから、嫌いではないのだけどだけど、この映画はねとってもとっても大きい欠点を抱えていらっしゃるのですよ。それはね画面が暗い!なぜ?世界中のみんなは明るい画面でエイリくんとプレちゃんを拝みたいはずよ!
 まあ、理由としてはねこの映画わりと低予算なので、画面を暗くしてショボさを誤魔化した、とかなのかな・・・なーんて邪推をしちゃいますけどねー。



『エイリアン』シリーズ『プレデター』シリーズ『AVP』シリーズぜーんぶまとめた好き度ランキング。


1位『プレデター』(本当に愛してる)

2位『プレデター2』(かなり愛してる)

3位『プロメテウス』(真剣に愛してる)

4位『エイリアン3』(誰になんと言われても愛してる)

5位『エイリアン4』(世界中を敵にしても愛してる)

6位『エイリアン』(美人だもん、そりゃ好きだよ)

7位『エイリアン2』(俺はタイプじゃないけどすごいモテるよね)

8位『エイリアンVSプレデター2』(セフレ)

9位『エイリアンVSプレデター』(セフレ補欠)

10位『プレデターズ』(あと脚がきれいだったらいい女なのに・・・)


では、また今度。
Posted on 2013/05/21 Tue. 17:39 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 2

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『エイリアン』シリーズ映画祭。 

先日、とてもとても嫌なことがあってね。まあ、僕の毎日は所詮嫌なことだらけなんですけど、やっぱ、嫌なことがあったときはカラオケに行ってストレス発散、ではなく『エイリアン』シリーズ一気見をするのが最近流行り(特にOL)のストレス発散法(当社調べ)だということで、僕もさっそく『エイリアン』シリーズ1~4と『プロメテウス』の計五本を一気見!つまり『エイリアン』映画祭を家で開催してやりましたよ!(AVPシリーズは除外しました)

夜の10時から始めて、計五本。五本とも微妙に長かったりするので終わったのは、朝の8時!寝ないで五本ちゃんと観ました・・かな。


『エイリアン』

やっぱ、『エイリアン』普通に面白い。名作とされているだけある。ちょっと、今回長くなりそうなので、一作目に関してはこの辺で終わります。


『エイリアン2』

寝ました。だって長いんだもん。キャメロンの映画って長い。これなんか通常版で130分近くあるのに、ディレクターズカットなんか160分ですよ、そこの奥さん。ふざけるなエイリアンで160分はないだろう。

そもそも僕はキャメロンが好きではないし、『エイリアン2』には文句があるんですよ!だってね、皆さん三分ほど時間をあげるので、ちょっと『エイリアン』一作目を思い出してみてください。


ーー三分経過ーー

『エイリアン一作目ってのは、簡単に言えば「宇宙に行ったら正体不明の化け物と遭遇して怖くて怖くてアラ大変」な映画。つまり、この世界には人間には理解できないものが存在するのだ、ということを認識してまう物語。ああ、宇宙にも「知らぬが仏」があるんだなっていう感じ?加えるとエイリアンという生き物から醸し出される神秘的で如何わしいオーラ。何て言うのかな、言い方が難しいんですけど、なんかこう見たくもない宇宙の神秘と遭遇してしまったって感じがいいのですよ。そこが怖い怖いんですね~。陰惨で暗いんですね~。まさしく純然たるホラー映画なんですね~。


ううん、後半から淀長みたいな口調になってしまいましたが、話を戻すと『エイリアン2』はそんな「この世界には人間には理解できないものが存在するのだ」にいや、ガッツと火薬で立ち向かえる!!と高らかに宣言し、『エイリアン』というホラー映画を燃えるアクション映画にトランスフォームさせてしまったのです!

じゃあ、『エイリアン2』嫌いか?と聴かれるとね、まったく嫌いではない(なんじゃそりゃ)だって、序盤の海兵隊がエイリアンたちに襲われるところ最高だし、ごっついクルマみたいなので突っ込んでいくのも最高だし、スタン・ウィンストン師匠によるエイリアンクイーンはマジ最高だし、パワーローダーバトルもすげー最高だし、アンドロイドがぶち切られて牛乳吹き出すのもちょー最高だし、って、目をキラキラ輝かせたバカ小学生みたいな気持ちにされるんだけど、そこで、「いや、リドリースコットにダン・オバノンにHRギーガーらが造り上げた陰惨で暗い神秘的世界が燃えるアクションでぶち壊されるなんてけしからん!!十代のSEXけしからん!!」という、気持ちによってストッパーが掛けられるのです!さっきから、なんだよこの文章。

という訳で、結局『エイリアン2』は嫌いなの。みんなごめんね。


『エイリアン3』

世間はオカシイ。『エイリアン3』ってさぁよく「寝た」とか「退屈」とかいう感想を目にするのですよ。でも、僕からすれば『エイリアン2』こそ寝る時間で、『エイリアン3』からは元気よく起きる時間なの。だって『エイリアン3』こそ一作目の陰惨で暗いテイストを継承しているもん。これこそ、正当な続編。俺からすればむしろ『エイリアン2』こそ番外編。だって、ラストは主人公が自殺だよ。暗ーい。でも、いいね。火薬とパワーローダーでわっしょいじゃないよキャメロン!

という訳で3は素晴らしい。異論は認めないわ!


『エイリアン4』

またまた世間はオカシイ。『エイリアン4』に到っては、もはやつまるつまらないを超えて問題外的な扱いでしょ?ちょっと待ちなさいよ、『エイリアン4』のどこがダメなの!?ジャン・ピエール・ジュネの映像美が、大量の奇形リプリーとかヒューマノイドエイリアンとかによって尽く空回りしている感じが堪らないじゃん。あと、ダン・ヘダヤ(死ぬときに自分の脳みそをつまんでから死ぬのが悪趣味でgood)、ブラッド・ドゥーリフ、ロン・パールマンと言ったクセが強すぎる異常キャストも、もう胃もたれを起こすよ。うげぇ

全てのバランスが狂っていてオカシナな映画として観ると『エイリアン4』は傑作です。普通の映画として観ると?・・・・・そんなこと僕に聴かないでよ。


『プロメテウス』

『エイリアン』一作目の監督リドリースコット御大がついに人類の起源を壮大なスケールで描く!しかもそこにエイリアンも絡むのか・・・?と、思ったらリドリー・スコットはボケたのか、脚本とか演出とかが支離滅裂でとにかくメッチャクチャでワケがサッパリわからない映画になっています。真面目な映画好きなら怒るかも。
 でも、僕は真面目じゃないし脚本や演出が良くできてないからダメ理屈は全ての映画に当てはまる訳ではないと考えています。なので、『プロメテウス』はお話しが支離滅裂でも、他に魅力があるから良いのです。その魅力とはサービス満載悪趣味見世物小屋映画としての魅力!
 この前も書いたけど、やっぱ映画に一番大事なのは「サービス」ですよ。この映画はスゴいよ、ヘビチンコみたいな化け物が腕に巻き付いて「ボキッ」ってしちゃったり(1サービス)。頭がパンパンに膨れ上がった狂暴ゾンビが出てきたり(2サービス)。巨大イカがビチビチ暴れたり(3サービス)。暴力巨人宇宙人がジジイを殴ったり(4サービス)。宇宙船がゴロゴロ転がってきたり(5サービス)等々・・・サービス満載!全部数えれば40サービスはいくんじゃない?わーい!『プロメテウス』楽しいー!


案の定『プロメテウス』の感想が長くなった。以上、五本完走ー!ああ、粘液とシガニーウィーバーの残像が消えない。あと流石に眠い。



『エイリアン』シリーズ個人的な好き度ランキング。

一位『プロメテウス』

二位『エイリアン3』

三位『エイリアン4』

四位『エイリアン』

五位『エイリアン2』

うん、実に偏りすぎなランキングですね。


では、また今度。
Posted on 2013/05/19 Sun. 18:13 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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コメントありがとうございます!ヽ(`Д´)ノマスッ 

まあ、コメントだろうとなんであろうと、ブログになんかしらの反応を頂けるのは嬉しい限りでございますね。びっくりしちゃったのは、『アイアンマン3』の感想の反響が非常に多かったこと。だって、いつの間にか拍手ボタン18回も押されてるの!ったく、自分的には自信があった『ムカデ人間2』の感想には誰も反応しなかったくせに、『アイアンマン3』の感想には反応するのね、ああ、なんて健全でいい世の中なのでしょう。(どっちだよ)


でね、FC2ブログはスマホからだと、具体的な読者数が分からないのですが、恐らく最近ブログを読んでくださっている方が増えた気がします。いや、嬉しいね。そりゃ、やっぱ俺の文章、基本知的でしょ。それで、ときに繊細で詩的で、ときに情熱的で、っていうもう完璧な文章だもんね。「週刊新潮」でいつ連載が始まってもおかしくないよ。わーはっはっはっは・・・

なーんて調子に乗ると辻人成のような末路が待っているので、そう簡単に調子に乗っちゃぁいけないけど、いいじゃん!たまには調子に乗らせても!いいから調子に乗らせてくれ!!



オチも思い付かずとりとめのない文章になってきたのでお花畑の画像で誤魔化します。場所?知らんよ。



コメントと言えば、『96時間 リベンジ』からほぼ毎回コメントしてくださっている田畑さん、いつもいつも本当にありがとうございます。田畑さんはすごくコメントをちゃんと書いて下さりますね。ほんと、僕のブログなんかに長々コメントすることなんかないのですよ。『パシフィック・リム』のロボットについての記事でおすすめして頂いた『ジャックと天空の巨人』、かなり気になっているので、DVDで観たいと思います。

あと、人気ブログ「三角締めでつかまえて」の管理人である三角締めさんもいつもいつもコメント本当にありがとうございます。「体育恨み節」のときのコメントの「トッド・ソロンズもダメ、サイモン・ウェストもダメ、だからマーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラーくらいの勢いで日々戦っていければ」って文章は映画バカ(でありバカ映画好き)の僕にはとても、説得力がある文章でした。オフ会でお会いしたときにこのコメントのお礼を言い忘れたのが残念です・・・

あと、他には23さんの『ザ・マスター』のコメントは面白かったですし・・・とかとか、もうとにかく、コメント書いてくださった方も拍手ボタンを押して下さった方もそうでない方も駅前のラーメン屋のオヤジも、読んでくださった方皆さん全員お一人残らずありがとうございます!ヽ(`Д´)ノマスッ!


もう一度ありがとうございます!ヽ(`Д´)ノマスッ!





何度でも言ってやるありがとうございます!ヽ(`Д´)ノマスッ!










しつこいだろがまだまだ言ってやるありがとうございます!ヽ(`Д´)ノイイカゲンニシロ







と、言われても止めないよ、皆さん本当に本当に当ブログを読んでくださりありがとうございますm(__)m。皆さんのお陰で僕はブログを続けられています。


では、また今度。
Posted on 2013/05/17 Fri. 06:13 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『女王陛下の戦士』ヴァーホーベンはウンコ好き。(ネタバレなし) 



今さら僕のような象のクソみたいなちんけな若造が、ポール・ヴァーホーベンの偉大さを語るまでもないですよね。ヴァーホーベンってのは、歴史上の偉人に名を連ねてもおかしくないくらいの、もう神様みたいな存在な訳でね。

なんで、神様かと言えばこの人は映画に必要なものが全て分かってるから。


例えば、『ロボコップ』のメイキングでヴァーホーベンはこんなことを語っています。

「最初は、どうせくだらない映画だろうと思って脚本には目もくれなかった。だが、妻に説得されて渋々読んでみた。そしてら、冒頭でいきなり主人公の手が吹き飛ばされるんだ!これは最高の映画になると思ったね!!」


どうですか?普通は「ロボットにされてしまった主人公の悲しい物語に心を掴まれたんだ・・・」とか語るだろうに、「主人公の手が吹き飛ばされるんだ!ギャッハー!!」ですよ。


いまの「ギャッハー!!」は僕の誇張だと思っているでしょう?いいえ、違います。例えばこの写真を見てください。



どうですか?これを「ギャッハー!!」と呼ばずしてなんと呼ぶ。

そして、これも!




もう、彼は現場で「ギャッハー!!」なのです。たぶん演出も「ギャッハー!!」なのです。全世界の映画監督が見習うべきですな。


あと、僕が大好きな


シュワルツェネッガーとの素敵な画像も貼っておきますね。スマホの待受画面をこれにした途端、千円広いました。(実話)


要は僕が何が言いたいかと言うと、主人公の手が吹き飛ばされるところはみんな観たいでしょ?あと、ババアの頭がガシャガシャ開いてシュワルツェネッガーが出てくる、とか観たいでしょ?(『トータルリコール』)シャロン・ストーンのおまんこ観たいでしょ?(『氷の微笑』)裸のねーちゃん達が大挙して踊ったりするの観たいじゃん!(『ショーガール』)兵隊達の手足がスパスパ巨大昆虫に切られるとか観たいじゃん!(『スターシップトゥルーパーズ』)透明人間がおっぱい揉むとこ観たいじゃん!(『インビシブル』)頭からウンコが降ってくるのとか観たいじゃん!!(『ブラックブック』)

やっぱね、映画に必要なのはテーマとか良くできた脚本とか丁寧な演出なんかではなくて、一発で人の興味を掻き立てるものなのですよ。要は「サービス精神」。こっちは1800円払ってね、二時間の時間を拘束される訳だから、登場人物のだらだらした会話とか「ありふれた日常」(死ね!そんな言葉)とか観たくない!もっと、すげぇものを!血を!爆発を!SEXを!ウンコを!ゲロを!


そういう意味でヴァーホーベンの映画には必ずSEX、暴力、死体、爆発、そして稀に排泄物が、ちゃーんと入っていますから。だから、彼は映画の神様なのです。(強引な論理)

でね、今日はそんな映画の神様がハリウッドで大金かけて大暴れする前の、オランダ時代の大大大傑作『女王陛下の戦士』を紹介しますよ。


舞台は第二次対戦中、ナチスドイツ占領下のオランダ。主人公のルトガー・ハウアーはイギリスに亡命し、同じくイギリスに亡命したオランダ女王の命のもとレジスタンスとしてオランダに潜入しナチスと戦います。



って、まあ今のは本当にザックリした説明であって、当然もっと色々と細かいドラマがあるのですよ。

この映画を観ると、ヴァーホーベンはオランダ時代から一貫してヴァーホーベンなんだな。ってことが分かります。

まず

爆発!

ちゅど~ん

さらっと映るおっぱい!

もちろんSEXシーンもあります。

わざわざアップになる糞尿!

ミートソースじゃないよ。


そして、中盤の爆撃シーンは血と死体が凄まじいです


爆撃された後、さらっと映し出される脚のない兵隊とか


爆撃された建物のドアにこびりついている、謎の肉片とか


あと、他にも爆撃のショックで頭がおかしくなってしまった将校とか、道端に沢山突き刺さっている不発弾とか、異様なリアリティがあります。たぶん、それらは戦時下のオランダで育ったヴァーホーベンが幼少の頃、散々見てきた光景や実体験だったりするのでしょうね。

前半はそういった、リアリティある戦時下のオランダの光景と、ナチスの悪逆非道ぶりが徹底して描かれます。


見るからに悪そうなナチスのオヤジ。


見るからに酷そうなナチスの拷問。


そして、後半からは一変してスパイ活劇といった感じでわくわくドキドキの映画になりますが、まあヴァーホーベンなんでね、「悪を倒してハッピーエンドやっほー!!」とはなりません。勝利には犠牲はつきものってやつ、にしてもあの人かわいそうなんだけどね。

重厚な歴史戦争映画でもあると同時に立派なヴァーホーベン映画でもあるので、ヴァーホーベン好き、中でも特に『ブラックブック』好きにはかなりおすすめです。ウンコは上から降ってこないけど、ウンコをしている時にとんでもない目にあってしまう愉快でいやーな場面はあります。


では、また今度。
Posted on 2013/05/15 Wed. 21:40 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『ジャッキー・コーガン』レイ・リオッタがボッコボコ。(ネタバレなし) 


すげぇカッコいい海外版のポスターを貼っておきます。

皆さん、どう思います?この『ジャッキー・コーガン』という邦題。原題は『キリング・ゼム・ソフトリー』。なんか似たようなヘザー・グラハム主演のエロ映画もあった気がするけど、そのまま『優しく殺して』でいいじゃんね。なぜに『ジャッキー・コーガン』なんてしたのでしょう。『ジャック・リーチャー』は『アウトロー』にしたのに、『キリング・ゼム・ソフトリー』は『ジャッキー・コーガン』なのね。何故だろう『ジャッキー・コーガン』『ジャッキー・睾丸』・・・


(今までの文章は全て記憶から抹消して)


高橋ヨシキさんが好評価していたので観てみましたが、うん、なかなか面白かったですね。


観ていて面食らったのは、この映画まあ登場人物達がべらべらよく喋る。予告から「クライムアクション」を期待したのでね、ビックリしました。しかもね、思いの外コメディ色が強い。これは、あれですよねジャンルとしては「ダークコメディ」って感じですよね。結構笑えました。

役者さんもみんな素晴らしいですね。ブラピはまあ当然良いとして、事件の発端となるバカな強盗二人もバカ過ぎて良かったし、酒好きのデブな殺し屋も良かったし、僕の大好きなリチャード・ジェンキンスも良かったなあ。タバコを消したときに執拗に指をピッピッピってやるとこ可愛かったよねー。


リチャード・ジェンキンス割と重要な役だったのじゃないでしょうか。


でもね、誰が素晴らしいってそりゃレイ・リオッタ


笑っている時でさえ、目は決して笑わないレイ・リオッタ。

なんですけど、この映画のレイ・リオッタはかわいそうなんです・・・信じられますか?普通はレイ・リオッタ"に"かわいそうなことをされる、なのにこの映画ではレイ・リオッタ"が"かわいそう。え?こんな事態信じられますかそこの奥さん!?


僕ねこの映画は不満もあるんですよ。なんか、ギャング映画のくせに煩い政治的なメッセージが前に出過ぎていて、逆に単純化していてつまらないなあ、とか思ったりするんですけど、そーんな諸々の不満を全てチャラにしてくれるのは、レイ・リオッタリンチシーン。殴られて顔がグチャグチャになって、腹殴って血を吐いて、そしてゲロを吐いて、っていう暴力の過程をスゴくじっくり見せるじゃないですか。こういうのはとても大事。この場面があったお陰で不満とか全部チャラになりましたよ。レイ・リオッタがゲロを吐くところが観れたんだから、そりゃ満足しなくちゃね。


では、また今度。
Posted on 2013/05/14 Tue. 19:30 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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映画の始まり方。 

前回、映画の終わり方について書いたので、今回は始まり方についてです。

映画に於いては、終わり方の方が重要だと思うんですよ。だって、それまでが良くても終わり方が微妙だと、映画全体も微妙に思えてきません?だから、終わり方は非常に重要。

でも、始まり方だって重要。ていうか、僕は始まり方、いわゆるツカミが良いと「よし、この映画は好意的に観よう」と思えますね。


僕が好みの始まり方は、まず、ドラマなりアクションなりを一通り見せて、タイトルどーん!!ってやつ。エピローグ→タイトル、いわゆるアバンタイトルと呼ばれるやつですな。いや、たまにはこういう専門用語を使うと"映画通"ぽくて我ながらカッコいいね。

で、そのアバンタイトルの中でも、タイトルどーん!!の間とかタイミングがカッコ良ければカッコ良いほど、カッコいいよ(頭の悪すぎる文章)。

そういう意味で、僕の中で嫌いな始まり方はオープニングでタイトルもスタッフクレジットも出ないやつ。最近多いですよね。特に特にクリストファー・ノーランの野郎!!

あいつはさぁ、色んなところが嫌いなんですけど、なにがなにが嫌いってラストにタイトルどーん!!をやること!それはオープニングでやれよ!ほんとね、ノーラン好きな方を不快にさせるでしょうけど、僕はノーラン映画のラストを「どや顔エンディング」と呼んでます。

例えば『インセプション』。


コマがくるくる回るよー回る回るよー時代は回るよー、あれ?止まっちゃう?じゃあ夢なのかなー?現実なのかなー?どっちかなぁ・・・・?

『インセプション』タイトルどーん!!



どや?


ていう、ノーランのどや顔が浮かぶようで、憎い!キー!一回マンホールにでも落ちてしまえー


たかだか、こんな小ネタのためにノーランの画像を貼ってしまった自分に腹が立ったので、前回に続いて僕が大好きな始まり方映画を紹介して終わりにしましょうかね。五つ紹介しますが今回はトップ5形式ではないです。


一つ目『ジャッキー・ブラウン』の始まり方。

タイトルどーん!!なアバンタイトルオープニングが好きとか書いておきながら、『ジャッキー・ブラウン』はそうではないです。でもね、このオープニングが本当に大好きなんですよ。パム・グリア演じる主人公ジャッキー・ブラウンが仕事場に向かうため、空港を歩く。そこに名曲「110番街交差点」が流れながらスタッフクレジットが重なって、ってだけのオープニングなんですけど、とっても泣けるんですよ。なんか、タランティーノはこの場面が撮りたいが為に映画監督になったんじゃないかと思えるくらい、タラの気合いを感じるんですよね。これって僕だけですかね?


二つ目『スーパー!』の始まり方。

映画自体生涯ベスト級に愛してる映画なんですが、オープニングが泣けるんですよ・・・(しみじみと)主人公フランクが、あーだこーだあって大泣きして、その大泣きしている自分を鏡で見て一言「泣いてる顔は惨めだ」でオープニングクレジットどーん!!ってね、ああ泣ける。そこから始まる下手くそアニメも大好きなんですが、もうこのオープニングで「今後、どんな展開があっても主人公を絶対応援しちゃうし、映画自体も愛してしまう」と確信しましたね。


三つ目『スペル』の始まり方。

オープニングで少年(だったっけ)が地獄に引きづり込まれて、タイトルどーん!!『ドラッグ・ミー・トゥー・ヘル』(私を地獄に連れていって)!!いぇーい俺も地獄に連れていってー!という気分にさせてくれる、最高に盛り上がるアバンタイトル。また、クリストファー・ヤングのベッタベッタな怪奇映画風なテーマ曲もいいんですよね。


四つ目『母なる証明』の始まり方。

オープニング、いきなり草原でおばさんが踊り出すんですよ。しかも、へーんな音楽に乗せて。そして、寒々しい草原みたいなところで、そのおばさんが服の中に手を入れてタイトルが出る・・・・なにこれ?っていうオープニングなんですけど、ツカミとしては抜群ですよね。あと、この映画はラストもほんとーにスゴいです。


五つ目『ミッション・イン・ポッシブル ゴーストプロトコル』の始まり方。

このオープニングはね、何度観てもスゴく高揚する。僕の中でのアバンタイトルの理想形ですね。あの、トムクルの「点火しろ」の一言から始まる、マイケル・ジアッチーノなりにアレンジされた、お馴染みミッション・イン・ポッシブルのテーマ曲!もうサイコー!!やっぱ、ハリウッドのエンターテイメント映画はオープニングでドカン盛り上げてくれるからいいよね。映画版『Aチーム』のオープニングも最高だったじゃないですか。日本映画も是非とも見習ってほしい。


って、また五つ紹介してから思い出したけど、忘れちゃいけない『デビルズ・リジェクト』のオープニングもカッコ良かったね。あと、映画のオープニングといえば『007』シリーズ!ああ、ちくしょう今頃になって色々思い出してきた。『めまい』のオープニングもすごい好きなのよねー


では、また今度。
Posted on 2013/05/11 Sat. 20:50 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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映画の終わり"際"問題。 

《警告!》今回、『アルゴ』と『レオン』と『エクスペンダブルズ』と微妙に『ロボコップ』のネタバレしてます。



今週の「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」では、映画の終わり方について特集をするんだって。ゲストは僕が尊敬、というかもはや崇拝している高橋ヨシキさん。わーいやったね。

で、たぶんその特集でも言及するんじゃないかしらと思うのは、映画の終わり"際"について。

終わり際でグダグダしだす映画ってあるじゃないですか。僕の中で筆頭に挙がるのが『レオン』。いや、分かるよレオンは死んだけど、思い出は残る的なことを言いたいのだろうけど、でも、あの庭に植物を埋めて、なんか感傷的になって云々のくだりいらない!って思いません?あと、最近では『アルゴ』。あれもさ、クライマックスとか最高にスリリングなだけに、そこからが長い・・・。イラン領空に入ったらそこで終わりでいいじゃん。ベンアフが嫁のところに行ったりするくだりいらない!!って思いません?

要は、僕が言いたいのは本筋の物語が終わったら、映画自体もそこで終了!であるべきだと言いたいのですよ。レオンが死んだ?マチルダは助かった?はい、そこでエンドロールどーん!!。イラン領空に入った?みんなでシャンパン飲んだ?CIAも大喜び?よし、そこでエンドロールどーん!!が理想的。


でも、逆に「ええ、終わるのが早い!」ってのもある。僕的には『エクスペンダブルズ』がそれ。あの映画はさ、はっきり言ってラストの打ち上げが本編。それまでは、盛大過ぎる序盤なんですよ。だって、あのスタローンを筆頭とした夢のメンツが酒飲んでわいわいにこやか笑顔な場面が一番観たいじゃん!しかも、まるで何事も無かったかのようにドルフ・ラングレンがあっさり生きてるのも、「ああ、この世界って都合が悪いことは一切起きないのね!(´∀`*)ナットク」って感じでいいじゃないの。だから、あのラストはもっともっと観せてほしいのだけど、そこは流石のスタローン。ジェイソン・ステイサムがナイフをカメラの方に投げて、周りのみんなが驚いた顔をしてエンドロールどーん!!っていうあのテンポとお茶目な感じの終わり方でもう、観てるこちらもにこやか笑顔。いやぁ幸せ。もう五億点満点だよ。


って、エクスぺの話が長くなっちゃって、すいません。じゃあね、最後に今まで観てきた映画の中で特にたいへん素晴らしいと思った終わり方ベスト5を書いて終わりましょうかね。あ、ここから挙げる映画のラストについては全てネタバレしないよう、詳しく書きませんので安心してください。


第5位『マイ・バック・ページ』の終わり方。

山下敦弘監督の作品って終わり方がいつも印象的だと思うんですけど、特に『マイ・バック・ページ』のラストはね、なんか一気に「ああ、これはいい映画だな」って思わせるというかね。エンドロールで流れる歌もいいしね。


第4位『狼よさらば』の終わり方。

確か、杉作j太郎さんも「映画秘宝」でこの映画のラストについて「お前、もはやノリノリじゃねーか!」とツッコミを入れていたと思いますが、そうなんです。この映画のラストはブロンソンがノリノリなんです。シリアスな映画ですけど、ラストのノリノリぶりが最高に笑えますね。


第3位『ときめきに死す』の終わり方。

僕ね、こういう終わり方好きなんですよ。最後に一発「ぎゃーーーーっ!」ってさせて、なんの説明もせずにスパッと終わる感じ。全然テイストは異なるし、「ぎゃーーーーっ!」ってよりは静かに「ゴクリ」と唾を飲む感じだけど、『CURE』の終わり方もこれに近いと言うか。


第2位『ロボコップ』の終わり方。

来ました永遠の名作『ロボコップ』!これは終わり方が一番アガるもんね。「君の名は?」「マーフィーだ」タイトルどーん!!テーテテーテーテテー(テーマ曲)はもうイヤッホォォオウ!!だもんね(小四の文章か)


第1位『サスペリア テルザ』の終わり方。

これはさ、映画全体も「もう笑うしかねぇや」って映画なんだけど、そしたらラストで「本当に笑いやがった!(°Д° )マジカル」ってやつね。しかも、爆笑だよ。いや、これにはビックリした。


と、なるべくラストについては具体的に書かないようにベスト5を作ってみましたが、この五本に共通するのは、映画全体も素晴らしいことと、どんでん返しのラストでは全くないこと。ていうか、僕はどんでん返しのラストはなんか作り手のどや顔が浮かぶようで、あまり好きじゃないですね。まあ、とにかく上記五本はどれも素晴らしいですし、中でも特に『サスペリア テルザ』は、なかなかビックリする(いろんな意味で)と思いますので未見の方は是非観てみてねー


あ!ベスト5作っておいてなんですけど、あれを忘れてた『サブウェイ・パニック』の終わり方!あの落語のように洒落た終わり方は、映画の終わり方史上に残りますよね。ちくしょう!忘れてたよ~。ま、いいかコホンコホン。


では、また今度。
Posted on 2013/05/08 Wed. 17:37 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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作って、治して、立ち向かって。『アイアンマン3』(ネタバレ) 







このポスタービジュアルから嫌な予感がしたんですよ。あと予告。だってさらばーアイアンマンとか言っちゃったり、トニースタークの家が破壊されたり、割れたアイアンマンのヘルメットをキービジュアルにしていたり、なーんだかすげぇハードな展開が予想されて、シリアス方向にいくのかと思ったのですよ。それは、本当に勘弁して欲しくて。だって、『アイアンマン』ですよ!?ヒーローがなんでもかんでも『ダークナイト』みたく悩まれたら困る。そう思っていたのです。観る前はね。


ところがですよ、実際に観てみたらなんてことはない、いつもの、いやいつも以上にひたすら明るく楽しい愉快痛快『アイアンマン』でした。正直言うと僕は過去二作の『アイアンマン』も『アベンジャーズ』なんかも引っ括めてマーベルヒーローコミック映画の中で一番好きです。ヒーローコミック映画の中でもトップクラスに好きかもしれません。それくらい個人的にはグッときました。

その、個人的にグッときたポイントは大雑把に分けて二つあります。一つは


監督シェーン・ブラックのおもてなし精神。


前二作の監督であったジョン・ファブローから今回は、シェーン・ブラックに代わりました。また、『アベンジャーズ』のジョス・ウェドンに続いて一般的には「あなたはだぁれ?」ですけど、分かる人には分かる。シェーン・ブラックは『リーサル・ウェポン』シリーズ、『ラストボーイスカウト』、『ラストアクションヒーロー』、『ロングキスグッドナイト』、そして大傑作『ドラキュリアン』(さっさとDVD出せ!)等、主に80~90年代にアクション映画の脚本家として活躍した人です。俳優として『プレデター』なんかにも出演してます。あれですね、お偉い評論家気取りなんかから、バカだクズだと言われる下に見られがち映画ばかりですね。当然(とか言っては失礼だけど)ラジー賞の脚本賞も受賞してます。ということは、僕の大好物の映画にばかり関わっているということです。いぇーい。

でもね、観る前はなぜ今シェーン・ブラックなのかさっぱり分からなかったですよ。でも、パンフレットのプロデューサーのインタビューによると、『アイアンマン』にロバート・ダウニーJrを起用するきっかけになった作品が、彼が出演した『キスキス、バンバン』という映画なんだそうです。そこでのロバート・ダウニーJrの芝居が良かったんだって。そして、その『キスキス、バンバン』の監督はシェーン・ブラック。

ということは、ある意味シェーン・ブラックがいなければ『アイアンマン』は生まれえなかったってことでもありますよね。だって、『アイアンマン』シリーズの大成功の要因って出演のロバート・ダウニーJrの、そんじょそこらのイケメンハリウッドスターには無い魅力ですもんね。

だから、今回シェーン・ブラックの起用は結構必然的なんですね。

でね、やっぱロバート・ダウニーJrからマーヴェルのプロデューサーを惹き付けるような演技を引き出した張本人なだけに、シェーン・ブラックとロバート・ダウニーJrの相性が、まず最高にいい!前二作以上に社長魅力的でしたよ。マーク42を装着する前に、わざわざレコードプレーヤーから音楽を流してノリノリに踊る感じとか、子供との幼稚で大人げないやり取り、等々ストーリーには直接関係ないようなちょっとした演技やギャグが今回はいちいち最高。中継車に忍び込んだトニースタークと、そこにいた自分の熱狂的過ぎるファンとのギクシャクなやり取りとかも、ストーリーとは直接関係ないけど、トニースタークの魅力がすげぇ伝わるもの。


と、書いてきたように、今回はトニースタークが生身でアクションをしたりと、アイアンマンスーツをあまり着用しないシーンが多いんですね。まあ、それはストーリー的にそうならざるを得ない理由があるんですけど。(その件に関しては後程書きます)で、そこが賛否両論になるのも分かります。でも、僕は生身のシーンが多い分、トニースタークの魅力がより増してる気がするし、何よりもトニースタークが銃でバンバン敵と戦ったりするシーンが、とても90年代アクション映画ぽくて、僕には非常に心地がいいのですよ!中盤、ちょっとエロい感じの女の敵とダイナーで戦って、トニーがガスと電子レンジの組合わせ爆弾で、その女の敵を倒すとかね、このガスと電子レンジの組合わせ爆弾ってのが90年代アクション映画ぽくない?あと、後半の手足だけアイアンマンスーツを着用したトニーが、飛行しながらサブマシンガンで敵を倒していくのとかも、サブマシンガンってのが90年代ぽくない?もう、だからスゲー心地良くて。

というシーン含めて今回は、アクションシーンに関わらず、全体的に色んな要素がすごくてんこ盛り。やり過ぎと言ってもいいかもしれない。感想でもよく「アイアンマン3観ていて疲れた」という意見を多く見掛けるのも、まあ納得ではある。でも、僕はそれら全てシェーン・ブラックから観客へのおもてなし精神だと思っています。「アイアンマンは今回で最後だし、盛大にドカンと盛り上げるか!」ていうさ。


特にやり過ぎなのは、やっぱクライマックス。予告でも散々使われてたアイアンマン42体全員集合はやり過ぎ。でも最高にアガる!!特にハルクバスター(ぽい)やつ。あいつがコンテナ突き破ってドーンと登場した時は燃え死ぬかと思ったね。

そりゃ燃えるさ。

あ、そうそうクライマックスがコンテナごろごろの港ってのがまた90年代アクション映画ぽいよね。しかも、そこに人質が囚われてる(今回は大頭領とペッパーポッツ)ってのも90年代。いや心地いい。

で、これが一番賛否分かれそうというか、実際否定的な感想が多いように感じましたけど、実質ラスボスを倒すのはペッパーポッツなんですよね。また、なんかあの溶岩パワーみたいなのを持ってるうえに片手だけアイアンマンスーツを装着するのも、やり過ぎだけど、だけど、これもおもてなし精神ですよ!だって、アイアンマンシリーズはこれで完結な訳で、今後アイアンマンが拝めるのは『アベンジャーズ』シリーズでしょ?だとしたら、ペッパーポッツの出番なんか滅法減ってしまうじゃない。なので、最後に一花咲かせようってことですよ。いいじゃん、一作くらいペッパーポッツ大活躍でも。だから、あのラストバトル僕は好きよ。


で、今まで書いてきたのは、主にアクション面とか、シェーン・ブラックらしい作風で僕がグッときたポイントでしたが、もうひとつあります。むしろこここそが重要。


トニースタークがもの作りによってアイデンティを獲得。


『アイアンマン3』は相変わらず愉快痛快で、なんて書きましたけど、トニー・スタークは今回かなり苦悩します。それは、自分がアイアンマンスーツに依存していること。及びそれによって愛する人であるペッパーポッツに迷惑をかけていること。

中盤。トニースタークはアイアンマンが無いことから、一時的なパニック状態になってしまうんです。信じられますかあの調子こきボンボン社長がですよ?まあ、でもそれくらい深刻。

たぶんね、この場面クリストファー・ノーランなら30分かけてトニーの苦悩を描写するでしょうね。

しかし、この映画ではトニーのかつてない苦悩を少年の一言が救います。

「じゃあ、なにか作れば?」


それを聴いたトニーは「ああ、そうか」って感じであっさり立ち直り、あくまでもトニースターク自身が使うための武器を、ホームセンターのなんてことないものたちからチャカチャカっと作って危機を脱します。


ヒーローの苦悩をさらっと描いてさらっと解決しちゃうのにも、本当に好感を抱くんですが、この場面で重要なのはトニーを救う言葉である「なにか作れば?」。

やっぱさ、もの作りをする人ってみんな心の喪失感とか隙間とかを埋めようとするために、なにか作るんだと思うんですね。だって満ち足りてる人は作らなくていいんだもん。

で、トニースタークはさ、今までどんなピンチも「なにかを作って」解決してきた男ですよね。だから、この「なにか作れば?」という一言でトニースタークが救われる場面は、しっかりとアイアンマンスピリットを継承しているうえに、全世界のもの作り(どんなものだっていいけど)人間にとっては涙無しには観れない場面ではないでしょうか。この場面は僕も中学生のときの事とか、色々と重なるところがあって号泣しつつも勇気づけられましたね。(あ、でも僕はホームセンターとかちんぷんかんぷんですごい苦手よ)

だからさ、それを踏まえたうえで、トニースタークがクライマックス、アイアンマンスーツの力を借りつつ、あくまでもトニースターク自身で敵と戦っていく場面は、トニースタークの成長物語として、すごく感動的だし燃える場面だと思うんですよね。もちろん、自ら壊していく場面も重要。


そして、全てが丸く収まりラスト。トニースターク邸がかつてあった場所で、落ちているドライバー(これも重要)をトニーが拾って握りしめ、こう言う「私がアイアンマンだ」


これは、当然一作目を踏まえた終わり方として、キレイな終わり方でもある以上に、一作目のラストが「アイアンマンは私だ」だったのに対し、本作では「私がアイアンマンだ」になっているのは非常に重要。同じように聴こえるけど、意味はまるで違う。そうだよスーツがあったて無くたってあんたがアイアンマンだよ。素晴らしいラスト!ラジー賞脚本家シェーン・ブラックお見事!!(ってぶん殴られるね)

しかし、まだ映画は終わっていないよ。エンドロール後につくあれは当然最高に嬉しいサービスとして、エンドクレジットが超楽しい!!今までの、アイアンマン三部作の色んな場面がコラージュされて、そこにスタッフキャストが表記されるんだけど、そこで流れるアイアンマン3のテーマをすごくノリノリで軽快にアレンジしたもがとてもダサい!なんか古臭いですよね。さすが、90年代のシェーン・ブラックって感じだけど、このエンドクレジットがいや、なんかいい。もうずっと観ていたい。


あーあ久々に長く書いちゃったよ。他にもウィリアム・サドラーとミゲル・フェラーという大頭領コンビでアメリカがとっても心配とか、書きたいこといっぱいあるんですけど、もう疲れた・・・。なんだか、支離滅裂で長ったらしい文章を読んでくださり本当にありがとうございました。今のところ『アイアンマン3』は今年ベストです(断言)。




いや、でも『ラストスタンド』も最高だったし『パラノーマン』にも心掴まれたし・・・(以下延々に続く)


では、また今度。

誰か俺に買ってください。
Posted on 2013/05/05 Sun. 19:04 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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シュワルツェネッガー(シワだらけになって) Is Back!!『ラストスタンド』(ネタバレ) 



「なに?『ラストスタンド』がつまらなかった?そんなお前はグラウンド百周だ!!!」と言いたくなるくらい、まず普通に面白い。「力を持たない少人数が知恵とガッツで力を待った大人数に立ち向かう」というストーリーは普遍的な面白さを持ってますよね。

あと、パク・チャヌクやポン・ジュノ等、繊細な演出が得意な韓国映画監督界の中でもずば抜けて「とにかく勢い重視!」印なキム・ジウン監督の手堅い手腕も素晴らしい。ハリウッドデビューでここまで堂々たるB級アクション映画を作るなんて本当に信用出来る。


等々、色んな側面がある映画だけど、やっぱこの映画は間違いなくシュワルツェネッガー映画なんですよ。西部劇ぽくても監督が韓国の鬼才でも、ちゃんとしたシュワルツェネッガー映画。

だからさ、映画界に戻ってきたシュワルツェネッガーの暴れっぷりがスクリーンで観れて、そりゃ嬉しいよ。泣くよ。

一番最初に泣いたのは、あそこですね、部下の保安官二人が僕の大好きピーター・ストーメア(ゲスな悪役っぷりが最高)率いる傭兵軍団によってピンチに陥られていた時に、シュワルツェネッガー登場!!って場面。いや、ベッタベタ過ぎる場面だけど、OPのシュワルツェネッガーのファーストカットを映画的に盛り上げもせずに、あえてごく普通に撮っていただけにヒロイックでケレン味たっぷりなこの場面がより盛り上がるんですよ!しかも、その登場の仕方がたまらない。ジープで敵を轢き殺した後に、サイドガラスを肘でぶち破って、そこからショットガンでバッコンバッコン敵を粉砕!この弱きを助け強きを(無駄に暴力的に)挫く感じは、まごうことなきシュワルツェネッガー映画です。作り手の皆さんよく分かっていらっしゃいます。

あとは、もう後半は(たぶん)全編泣きました。シュワルツェネッガー柄みでないところでは、ポール・トーマス・アンダーソン映画等でお馴染みのルイス・ガスマン。ダニー・トレホと並ぶ世界トップクラスの濃い顔役者ですよ。一度ロケットランチャーで死んだかと見せ掛けておいて、煙の中からトンプソン機関銃を乱射して登場したのにも燃え泣きするけど、またまた味方がピンチの時に、謎のスクールバスが登場!後ろのドアから出てくるのは、キャンディー持ったマコーレ・カルキンじゃないよ


シュワルツェネッガーと機関銃だよ!!(横のジョニーノックスビルも最高)

ここから、割りと西部劇的な銃撃戦が続くんですけど、合間合間にシュワルツェネッガーらしい無駄に暴力的で豪快なアクションも入ってきます。シュワルツェネッガーが屋上にいる敵にタックル!して、地面に落ちながら脳天に銃弾を叩き込む!!なんで、そんな回りくどいことを・・・でも、シュワルツェネッガー一流のバイオレンス・・・うわーん!。そりゃ泣くよね。

その後のお婆ちゃんギャグも最高ですね。今のところこの映画二回観たのですが、二回ともお婆ちゃんギャグは場内大ウケ。ああいう80年代や90年代のアクション映画にありがちな感じの、若干ブラックなギャグで観客が一斉に笑うと嬉しいですね。


大きいショットガンがまるでおもちゃみたい。これぞシュワルツェネッガーならではの目の錯覚!(もはや自分でもなにを書いているんだかよく分からない)


一連のすったもんだが終わったところで、ここからが本番。お腹一杯でしょうけどお残しはいけないよ。ついに、ラスボスメキシコの麻薬王が登場!スーパーカーで逃走するんだけど、そうは問屋とシュワルツェネッガーが卸さない。町長の高級車でシュワルツェネッガーも追跡!スーパーカー同士のカーチェイス!!


なんだけど、ここが素晴らしく独創的。トウモロコシ畑の中でのカーチェイスなんですけど、あんな変でパワフルなカーチェイスなかなか観ないですよ。いや素晴らしい。この、相手が見えないなかでのカーチェイスの感じってちょっと『ミッションインポッシブル4』の砂嵐の中でのカーチェイスを連想したり。

カーチェイスが終わった後、シュワルツェネッガーは死亡。麻薬王は車を捨て国境に架けてある橋へと走る。さあいよいよメキシコに行ける!やっほーい!ってなぁ、そうは問屋ことシュワルツェネッガーが卸さない!!(しつこくてすいません)
だって、死んだかと思っていたシュワルツェネッガーがいつの間にか橋に仁王立ちしてるんだもん。この、無敵過ぎてちょっとこちらが恐怖を覚えてくる感じも、実にシュワルツェネッガー映画的。過去作では特に『コマンドー』とか後半は敵がかわいそうになってくるもんね。

そこからが遂にラストバトル。ここで西部劇ぽく銃で敵の頭にパーン!じゃダメなんです。僕らは身体を張った格闘が観たいのよ。で、この映画は最後にシュワルツェネッガーの格闘をちゃんと見せてくれるよ!偉い!

この格闘もいいですね。僕は格闘技には全く詳しくないのですが、麻薬王の小手先の技に対して、シュワルツェネッガーは「力」重視といった感じで。これも、泣くよ。それが常だよ。

その後、シュワルツェネッガーの見事な肉弾攻防によって麻薬王も逮捕。全て一件落着。そして、フォレスト・ウィテカー演じるFBI捜査官がシュワルツェネッガーに「あんたを舐めていたよ。さすがだ」と誉め称える。するとシュワルツェネッガー「ここが私の家だからだ」・・・これは、完全にシュワルツェネッガーの映画界へのカムバックを踏まえた台詞ですよね。この台詞を聴いた世の映画ファンは静かに涙を流しながら心の中でこう言ったはずです「シュワルツェネッガーお帰りなさい」。僕は小四で『コマンドー』を観たときから待っていたよ。みんなが待っていたよ。一旦は知事になろうがなんだろうが、その大きな背中に一生付いていきます!!


(忘れもの補足)
映画も素晴らしいけど、パンフレットも本当に本当に素晴らしい。ギンティ小林さんや江戸木純さんらが執筆していて、『エクスペンダブルズ』のパンフレットと同じラインな感じです。人物の紹介や細かい相関図、小道具の解説、インタビューにレビュー、気の利いたデザイン、等々どこをとっても素晴らし過ぎるビューティフルなパンフ。パンフレットのなんたるかを教えてくれます。これで800円は安いよ。映画を気に入った方なら是非是非絶対に買った方がいいです。

個人的に大好きだったのは、この格闘技解説。心底気が利いてると思います。


では、また今度。
Posted on 2013/05/03 Fri. 01:24 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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