ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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毎月25日の怪獣。第6回ロボロボ大行進! 

1月から始まった『パシフィック・リム』盛り上げ便乗企画、「毎月25日の怪獣」も今回を含めて残すところあと二回!いやぁ、ついに8月には『パシフィック・リム』公開ですよ。ついにやって来たね、世間的には盛り上がってるかい!?かい!?かい!?かい!?・・・(エコー)


どうやら、世間的には盛り上がっていないようなんですよ。だって、「芦田愛菜ハリウッドデビュー!」ってところを推してるんですよ。いやいや推すべきは「巨大怪獣VS巨大ロボット」ってところでしょ!前々から思っていたけど日本はどうなってんのよ。

どうかしている日本の為に『パシフィック・リム』の素晴らしいポスターを貼っておきましょう。


「毎月25日の怪獣」最終回はですね、何を取り上げるのかはもう1月の段階から決めておりました。はい。「ゴジラを主人公にしたアメリカの小説」で始めたんだから、最終回はアレしかないだろうと。日本の国産特撮原理主義者共からボロクソにされるアレを全面擁護するしかないだろうと。

そんな最終回直前の今回は、僕が大好きなフィクションに登場するロボット達について書いていきます。あんまりロボットのこと書いてないもんね。


まずはかわいい!ロボット編

『ウォーリー』に登場する汚れ拭き取りロボットモー


『ウォーリー』は近年でもトップクラスのかわいいロボット大感謝祭みたいな映画で、たくさんかわいいロボット(と、キチガイロボット)が登場する映画ですが、僕が一番「かわいい!」と思ったのはモーです。


真面目で仕事熱心過ぎるのがちょっと滑稽ですね。あと、無愛想な感じが実にいい。因みに『ウォーリー』と言えば、DVDの特典に入っている「ウォーリーの大活躍の裏では実はこんなことがありました」を描く短編『バーニー』が、無表情で感情を感じさせないロボット同士にも関わらず上下関係から生まれる"気まずいやりとり"というものを描いてみせた素晴らしい短編ですので、ご興味ある方は是非BDかDVDをご購入してみてはいかがでしょう。(ディズニーから金貰って宣伝してる訳ではございません)


『オズ』に登場するネジ巻きロボットティックトック


『オズの魔法使』のその後を描いたディズニー製作『オズ』(原題『Return to Oz』)に登場するオズの国の兵隊ロボ。ドロシーと共に冒険をする頼れる味方、のはずなのですが、ティックトックさんの背中には「考えるネジ」と「喋るネジ」と「動くネジ」が付いていて、この三つがしっかり回っていないとただのモノになってしまい、三つのうち「考えるネジ」だけ止まってしまうと、支離滅裂なことを喋るただのバカになってしまいます。長所短所が非常にはっきりしていますね。

喋りにあわせて髭がピョコピョコ動くのが大変かわいらしいです。
 『オズ』は国内では未だにDVD化されていませんが、特撮のクオリティがとても高く、見せ場満載。しかし、ストーリーや設定が妙に歪んでいて不気味だったりする傑作です。渋谷TUTAYAにはVHSが置いてありますのでご興味ある方は是非借りてみてはいかがでしょう。(TUTAYAから金貰って宣伝してる訳ではございません。)


『ロボコップ』に登場する未来のロボポリスED-209


ED-209はねえ・・・ほんとダメロボでかわいい。躊躇いつつも階段を降りようとして、ドンゴロガッシャーンと転んで起き上がれなくなったり、上半身を破壊されてもヨタヨタ歩いていたり(むき出しになった内部の謎のファンが回っているのがまたかわいい)、迷惑キュート!ED-209をゴーモーションでアニメートしたフィル・ティペット御大は確実にふざけていますね。


『A.I.』に登場する声が渋いおっさんくまさんテディ

見た目はまったくロボではなく、ただの歩くテディベア、つまり『テッド』と大して変わらないんですけど、歩き方がぎこちなくてかわいいんですよ~。

テディはずっとCGだと思ってたんですけど、パペットのように手足に棒を付けて人が動かし、後から棒をCGで消すという手法も使われていたりしましたね。だから、ちょっとぎこちない動きも絶妙に出来たのかも。

こうやって動かしていたみたいです。
 
『A.I.』は主人公のハーレイ・ジョエル・オスメント演じるデイヴィッド含めて不気味なロボットに溢れた悪夢のような未来世界を描く映画で、僕は本当に大好きですね。



カッコいい!ロボット編

『ロボ・ジョックス』に登場する日本生まれアメリカ育ちロボマツモト14号


『パシフィック・リム』は日本の怪獣映画やロボットものから影響を受けている、とギレルモ・デル・トロ自身が仰っていましたが、僕はむしろ『ロボ・ジョックス』から影響を受けてるんじゃないかなーと思いますね。

予告でジプシーデンジャーが拳を掌にバーン(あれ何て言うの?)てやるのもマツモト14号がやるしね、ロボの操作方法が「人間の動きに連動して動く」っていうのも『ロボ・ジョックス』だし、あと『パシフィック・リム』はどうやらイェーガーとカイジュウの戦いを見ながら、応援してる人々がいるじゃないですか。あれも『ロボ・ジョックス』にあるしさ・・・デル・トロさんはひょっとして「いやぁパシリムは『ロボ・ジョックス』から影響を受けているんだ!」とか言うとバカにされると思ってんじゃないの?もっと正直になりなさい!

まぁ、それはたぶん僕の考え過ぎでしょうね。て言うか、そもそも『ロボ・ジョックス』自体が日本のロボットものから影響を受けて作られている映画ですから、結局影響とか言い出すとキリがなくなるんですけどね。
 『ロボ・ジョックス』はDVD廃盤ですが、Youなんとかtubeゲホッゲホッに字幕は付いていませんが、全編アップされております。ほんとね、話は割としょーもないですが、デヴィッド・アレンのアニメートによるゴーモーションのロボット同士の対決はいま見てもまったく色褪せないので、はやくブルーレイを出せ!


『スペーストラッカー』に登場するバイオメカニカルウォーリアー

前に挙げた『ロボ・ジョックス』と同じスチュアート・ゴードン監督、今は亡きデニス・ホッパー主演のSF映画に登場するバイオメカニカルウォーリアー!バイオメカニカルウォーリアー!!どうですか、この響き!声に出して読みたい日本語!


デザインはなんか日本の有名な方がやったらしくて(テキトーですいません)、造形をしたのは日本の特殊メイクアーティストスクリーミング・マッド・ジョージ!これまた素晴らしい響き!これぞ声に出して読みたい日本語!


たぶん未来の殺人ロボットなんでしょうね。"たぶん"というのは、僕は『スペーストラッカー』自体観ていません。DVD廃盤になっちゃってなかなか観れないんですよー。でも、観てはいないけど「バイオメカニカルウォーリアー」という名前の響きとデザイン、予告を見る限りでは結構いい感じに動く!そして、造形をしたのはスクリーミング・マッド・ジョージ!これらの情報だけで、気に入ってしまいました。あの・・『スペーストラッカー』観たいんでブルーレイあるいはDVDあるいはYouなんとかtubeゲホッゲホッにアップしてくれませんかねえ・・・?


『ヘルボーイ ゴールデンアーミー』に登場する黄金不死身ロボゴールデンアーミー


『ヘルボーイ ゴールデンアーミー』はギレルモ・デル・トロの現時点での最高傑作。内部の歯車が回されることで、卵型から人形に変型。手から剣を出し敵に襲い掛かる。しかもいくら破壊しても、自力で修復。完璧な軍団ですね。オズの国の兵隊とは大違い。デル・トロ映画のクリーチャーって単におどろおどろしかったり醜いだけではなく、基本どれも美しかったり艶かしかったり哀愁を漂わせたりするんですよね(パシリムのカイジュウもやはりそうだった)。ゴールデンアーミーも本当にお美しい。


『ターミネーター4』に登場する人間キャッチャーハーヴェスター


そもそも『ターミネーター4』は過小評価され過ぎ。みんな!『チャーリーズエンジェル』二部作を作ったマックG様の監督作品なんだよ?それを分かって批判してるのかい?『チャーリーズエンジェル』を作って下さった時点でマックG様は人間国宝のようなお方であるのだから、『ターミネーター4』を批判してはいけない!とね、声を大にして言っておきたい。

いや、分かる気もするよ。ちょっと『ターミネーター』の域を結局出れていない感はある。でもね、中盤のアクションシーンが大変素晴らしかったので、『ターミネーター4』は全面養護することに決めていますよ。僕は。

まず、廃墟にいたら巨大ロボハーヴェスターが襲い掛かる!
         ↓
ハーヴェスターをなんとか倒した!
         ↓
と、思いきやハーヴェスターの足からバイク便型ロボ、モトターミネーターが襲い掛かる!
         ↓
マッドマックス風カーチェイス!
         ↓
橋の上でモトターミネーターをなんとか倒す!
         ↓
と、思いきや橋の下からデッケェターミネーターシップが襲い掛かる!
       
というのを、ノンストップで描き出すんですよ。この場面があるだけで『ターミネーター4』は勝ちです。あと、巨大ロボを出した時点でも勝ち。ね、なんだかいい映画な気がしてきたでしょ?


『ロボコップ2』に登場する麻薬中毒ロボケイン


『ロボコップ2』自体は「普通の映画」になってしまっていてあんまり好きじゃないんですけど、(あと、1のカッコ良すぎる終わり方とは対称的に頭のネジ締めて終わり、ってどういうこと!?)敵ロボのケインが素晴らしい。これも、フィル・ティペット御大によるゴーモーションですね。手からハンマーがガシャコーンって出るギミックがたまらない。



なんか、アメリカのロボットって上半身がものすごい屈強ですよね。だからアメリカのアニメや映画に出てくるロボットって本当に大好きで。僕は日本のロボットアニメとかって全然通って来なかったというか、幼い頃アメリカのアニメ専門の放送局「カートゥーンネットワーク」のアニメばかり見て育ったせいからか、どうしても日本のアニメ特有の「絵」の感じって全般的に乗れないんですよね。「ウルトラマン」も一番好きだったのは「パワード」や「グレート」、戦隊ものは「パワーレンジャー」ってね、アメリカ製特撮が大好きだったんですよ。そんな僕のようなアメリカ特撮かぶれにとっては『パシフィック・リム』は本当に夢のような企画でね・・・。

もうね、僕はパシリムは駄作だとしても五回は観ますよ。それが義務だしね。前売りも買ったしね。

前売り特典のイェーガーカードだ!どうだうらやましがれ!

と言うわけで「毎月25日の怪獣」、今回はロボットについてダラダラ書きました。来月いよいよ最終回!そして再来月には『パシフィック・リム』!当ブログの読者であるなら最低でも三回は観るように!!


では、また今度。
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Posted on 2013/06/25 Tue. 22:19 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 2

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『G.I.ジョー バック2リベンジ』/おもちゃ箱を"いい案配に"ひっくり返したおもちゃ映画(ネタバレ) 



あのハゲ二人を呼べ


その一言から『G.I.ジョー バック2リベンジ』の製作は始まった。

それもそのはず、だって『G.I.ジョー』一作目は興行的にはそこそこ当たったとしても、評判は決して良くなかった。だから、きっとプロデューサー陣は一作目とは大幅なシフトチェンジをした続編にしないと、シリーズとして続いてくれないと考えたのだろう。その為、まずキャストは一作目の主人公チャニング・テイタムと好評だったイ・ビョンホン演じるストームシャドーとスネークアイズを残して、ほぼ総取っ替え。ついでに監督も含め、スタッフも一新。そして、新キャストとしてオファーさえすればなんにでも出てくれるハゲ、ブルース・ウィリスこの人が出るとシリーズが盛り上がり出す幸運を呼ぶハゲ、ザ・ロックが呼ばれた。

こうして『G.I.ジョー』シリーズを安定のドル箱シリーズとして、送り出したのだ!!


とね、僕の友達のハリウッドレポーターが言っていたので、まあ確実な情報でしょう。え?名前?僕の友達のハリウッドレポーターだっつってんの。それ以上聴くんじゃないよ。友達に一人や二人セブンイレブンで働いているやつが大抵いるように、ハリウッドレポーターの一人や二人いるでしょうが。まったく。

ただね・・・大幅なシフトチェンジをしたのは分かるんだけど、個人的にはちょっと物足りなかったかな・・・・。なんかね、すっごくバランスを考えて作られているのは伝わるのですよ。一作目とは違っておもちゃ箱をいい案配にひっくり返してる。でも、僕はもうちょっとおもちゃ箱をひっくり返して、部屋中を散らかしまくってもいいな、とは思うんですよね。


とは言ってもね基本的には一作目同様バカバカしいです。荒唐無稽とかいうレベルではない。脚本やストーリーテリングに難をつけたら朝方までかかる点は一作目も同じ。でも、だからこそね2は、一作目より奇想天外ガジェッドとかに頼らないアクションが多いだけに、割りと普通のアクション映画になってしまっている感は否めないので、同じバカバカしさなら僕は奇想天外ガジェッド満載でおもちゃ映画らしいおもちゃ映画な1の方が好きかな・・・

特にさ、クライマックスですよ。核を無くすサミットをやってる場にも関わらず、なんで核発射ボタン付アタッシュケースを各国首脳陣が持ってるの!?とかロンドンを『2012』ばりに大破壊しといて、大して物語と関わらない、とかいろいろどうかと思うところはあるが、そこはすっ飛ばすとしてね、核ミサイルの発射を止める為に核発射ボタン付アタッシュケースを敵と奪い合うのがクライマックスのバトルって、これ『ミッション・イン・ポッシブル ゴーストプロトコル』まんまなんですよ!しかも、『ゴーストプロトコル』の方はそのクライマックスのアタッシュケース奪い合いが、独創的でアイディアに富んだアクションシーンだったからいいけど、こっちは橋の下みたいなところで、ただ奪い合うだけってさ全然燃えないよ・・・。でも、まあその後のロック様が敵を爆破して振り返らずに、すたすた歩いていくところは燃え泣きしたけどさ(どっちだよ)


ロック様は相変わらず最高なんですよ。

あとさ、今回スネークアイズのお口が無いんですよ!全体的にシュッとしていたりするのも不満なんだけど、なによりもお口!!スネークアイズってキャラは喋らないキャラなんだけど、何故か口が付いてるのが、一作目のスネークアイズの好きなところだったのにさ・・・まあ、中盤の雪山アクションは燃え泣きしたけどさ・・・(だからどっち!?)


今回のいろいろシュッとしているうえにお口がないスネークアイズさん。


やっぱ一作目の方がちょっと滑稽でいいなあ。


なんか文句ばっか言っちゃったけど、全体的には全然楽しめましたから、いいっちゃいいんだけど、3の際にはもう少し荒唐無稽度をアップさせてもいいかな、とは思いますね。だから、この2のような肉体を主としたアクションと、1の奇想天外ガジェッド満載アクションを掛け合わせたくらいのバランスの3を期待します。あとロック様が半裸になる場面は絶対条件!


では、また今度。
Posted on 2013/06/13 Thu. 23:10 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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面倒くさいからまとめて感想を書いちゃおう!(最近観たDVD編) 

『ジャッジ・ドレッド』


『ザ・レイド』+『ロボコップ』って感じ?どうしたってB級然としたジャンル映画だけど、そのジャンルの枠の中で、オーソドックスでシンプルな脚本、ジャンル映画には欠かせないゴア描写、そして少し斬新な設定とガジェッド、うん、これだけ揃ってればジャンル映画として充分。大満足でした。スタローン版と違ってドレッドが一度もマスクを取らなかったのも大正解だしね(スタローン版はアレはアレで大好き)。


『ザ・マペッツ』


散々使い古されていて綺麗事だらけの超ド直球王道ストーリー。まあ所謂「ベタ」ってやつ。でもね、綺麗事だらけの超ド直球王道ストーリーは、やはりいつの時代にだって普遍的な感動を呼ぶことが分かりますね。そりゃ泣かされたさ!ていうかね、「綺麗事」は大っ嫌いですけどしっかり魂込めて描けば「綺麗事」って本当に綺麗なんだな、と改めて認識させられました。元の「ザ・マペッツ」を知らなくたって誰でも楽しめる素晴らしいエンターテイメントだと思います。あとクリス・クーパーのラップ最高。


『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』


これね、まったく観るつもりはなかったんですけど、半ば強制的に観させれる機会があったので先日観てみましたが・・・いや参りました。これは本当に観てよかった。ネタバレしないようになんとかぼかしつつ書きますけど、なんて言うんだろ、いつだってネガティブな意味合いを込めさせられてしまう"現実逃避"というものを全肯定しているように感じました。「現実から目を逸らすことによって、前に進めるならそれでいいじゃないか」と言った感じですかね。そして、フィクションや人間が持ち得る想像力の意義についても考えさせられましたし。なので、ラストの「どっちの物語がいい?」という台詞にはね、ちょっとほろりとさせられましたよ。うーん、すごく意義深い映画だと思います。普通に考えてこれがアカデミー賞作品賞だろ!アン・リー監督は「『ハルク』でハルクのモーションキャプチャーを自分でやって、それがすげえ間抜けだったおっさん」程度の認識でしたが、たぶん素晴らしい監督さんなんだと思います。今まで「トカゲのおっさん」ライクに「ハルクのおっさん」とか呼んじゃってすいませんでしたm(__)m。


では、また今度。
Posted on 2013/06/12 Wed. 19:25 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『リアル 完全なる首長竜の日』/頭の中がキモチワルイ(ネタバレなし) 




黒沢清監督作品で全国で大々的に公開されて、しかもそれなりのビッグバジェット作品となると『回路』以来ですかね。でも、まさか綾瀬はるかと佐藤健主演とは思わなかった。だって、ほらこういった流行りの美男美女キャスティングって黒沢清ファンは不安になると思うのですよ。しかも原作ものっていうね。足枷が多くて出来が悪い、というよりも黒沢清色が薄い"普通の映画"になってしまったらどうしよう、と僕も観る前までは思ってました。

けど、どのくらい『リアル』が原作に忠実なのかは分かりませんけど、今回黒沢清監督はかなり好き放題やってるように感じました。それこそ『スウィーホーム』以来?なので、まず"黒沢清映画"(普通の映画とは違う)として超楽しかったです。


前半はね、とにかく黒沢清一流の恐怖演出がまあ楽しい。隣のカップルがビビりまくってましたよ。しかしね、この映画のストーリーは「他人の意識の中に入る」というものなのでジャンルとしてはSFでもあり、本質のテーマはラブストーリーだったりするんです。つまり非ホラーなんですよ。でも、だからこそ前半は黒沢清監督なりの恐怖演出が異物のように気持ち悪く際立ちますね。

床にいきなりいる"アレ"とか、男の子の目への粒子の荒い不自然過ぎるアップ、ゾンビ、人形人間、ぜーんぶ気持ちわるーい。熱の時に見る夢ってなんか気持ち悪いじゃないですか。ああいう感じの気持ち悪さですね。あと、目に見える形ではなく、細かい音で「日常がオカシイ」感の恐怖演出をする辺りはちょっとロマン・ポランスキーぽいなって思ったり(『反撥』を連想させるような"壁のひび"も出てくる)。


後半は一変して、かいじゅ・・・っておっと危ない危ないネタバレするところだった。黒沢清監督は90年代後半(だったと思う)に『リング』の脚本家高橋洋さんと『水虎』という、巨大化した陸ガメが田園地帯を襲うモンスター映画の脚本を書き、映画化しようとしていたのですが、実現には至らなかったのですね。まさしく『リアル』の後半は「黒沢清の『水虎』のリベンジだっ!」と僕は思いました。結構大暴れでね、びっくりしちゃった。


役者さんもみんな良かったです。特に綾瀬はるか!この役にぴったりということだったのか、演出が良かったのか、それとも僕があまりにも綾瀬はるかを舐めていたのか(たぶんそれ)、綾瀬はるか素晴らしかったと思います。特に後半の綾瀬はるかの演技が素晴らしかったお陰で、普段なら甘ったるく感じるラブストーリー部分も僕は結構グッときましたかね。あと、中谷美妃が超怖い。


映画上映後ね、観客は結構戸惑っていましたかね・・・べつに難解な映画ではまったくもってないですけど、それも分かる。でも、どうだろうこんな大々的に公開されてる日本映画のなかでここまで「異色作」という言葉がぴったりな映画もなかなか観れないんじゃないでしょうか。だって、ほら黒沢清監督がまた次回作以降、小規模な映画に戻ってしまったらシネフィルばっか誉める監督になってしまうでしょうから、『リアル』は現在の日本映画界の中でも、そして黒沢清フィルモグラフィーの中でもかなり重要じゃないかしら。ヒット欲しいなあ。無理だろうけど。


では、また今度。
Posted on 2013/06/08 Sat. 20:10 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『オブリビオン』/新しいSF、っぽい感じ(ネタバレなし) 



「俺が好きなアレコレを使って、俺による俺だけのSF映画を作ってやる!」と、鼻息を荒くさせているジョセフ・コシンスキー監督が目に浮かびます。それくらい、どっかで観たことあるような絵面、どっかで観たことあるような設定、もう手垢が付きまくっていてベッタベタなアレコレばかりですが、なんだかジョセフ・コシンスキーさんの「俺はこれがやりてぇんだ!」という純粋過ぎる熱々の熱意を感じますね。その熱意は画面からカウパー液のように溢れ出てるので、この映画嫌いになれません。

でも、手垢でベッタベタなアレコレの中でガジェッドはなかなか斬新で、素敵でした。


バブルシップね。リアルにこういう乗り物は将来出来ると思う。


大活躍のドローンくん。おっかなかわいい。


スカイタワー。プールも付いてる。住みたい。

なんかさ、未来のガジェッドや建物のシンプルに円と直線だけで出来てる感は「ああ、コシンスキーさんは理系なんだろうな」って感じ。僕は理系はまったくもって苦手なのでね、憧れます。

中盤の狭い岩間でのドローンくんとバブルシップのドッグファイトは、ガジェッドの機能面の斬新さと見せ方も巧いのも相まってなかなかハラハラしました。コシンスキーさんアクションの見せ方はとってもお上手だと思います。

あと、女がみんな(って言うか主に二人)キレイ!かわいい!そしてちょっとエロい!この三拍子素晴らしい。コシンスキーさんの前作『トロン:レガシー』も、ヒロインのクオラ(だっけ)がやたらかわいかったし、コシンスキーさんの女の描きかたにはなんか拘りを感じます。そして、あなたの女の好みがなんとなく分かる。


ストーリーはですね、えーっと某有名ミュージシャンの息子のデビュー作と「映画監督としては最高だが人間としてはクソッタレ」で知られる某有名監督の超有名映画を掛け合わせたような感じです。あえて、細かな説明を省いてる感じすらするのも某有名監督の超有名映画っぽいかも。

それと、これは絶対に忘れてはいけません『オブリビオン』は立派なトム・クルーズ映画です。もうね、この人はそこら辺の自分大好きとは違いますね。『オブリビオン』では自分大好きが突き抜けた結果、ついに人類最高のオトコになってしまいました。これは比喩ではなく、『オブリビオン』ではトム・クルーズが人類最高のオトコなのです。いやぁ、だからあの絵面にはびっくりしたよ。


でも、自分大好きってなーんにも悪くないと思います。皮肉でもなんでもなく、真剣に尊敬しますね。

近年のトム・クルーズ主演映画はどれもクオリティ高いと思いますね。この人、役者以上にプロデューサーとしてもっと評価されていい。だから、「どうせトムクルのくだらないバカSFでしょ」と舐めずに・・・あ、いやいやむしろそれくらい舐めて観に行くといいかもしれません。結構テーマは熱くて、ちょっと物悲しいのでね。


では、また今度。
Posted on 2013/06/07 Fri. 18:36 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『G.I.ジョー』/おもちゃ箱をひっくり返し過ぎたおもちゃ映画(ネタバレなし) 

ついに6月8日土曜日、『G.I.ジョー バック2リベンジ』の公開です。僕は当ブログにもよくコメントをくださる、人気ブログ「三角絞めでつかまえて」の管理人である三角絞めさんに、なんと前売り券をいただいてしまったので、一回タダで観れるやっほー。

あ、三角絞めさんと言えば、僕今まで三角"締"めだと勝手に思ってたんですけど、正解は三角"絞"めだったんですね・・・あちゃー。今までほんと勘違いしてたので、当ブログで「三角締めさん」と書きまくってました。三角絞めさん、今まですいません。ていうか、誰か教えてくれてもいいじゃない!(人のせい)


6月8日は頂いた前売りでしっかり観させて頂きます!m(__)mアリガトウゴザイマス。


ちなみに前売りを支えて下さったのは映画の公開に合わせて作られたロック様人形。ちょー似てる・・・・でしょ?

『G.I.ジョー バック2リベンジ』は、まあ2って数字が入ってるから当然分かるだろうけど、2009年に公開された『G.I.ジョー』の続編です。そしてハスブロ社の同名のおもちゃが原作(っていうか、なんなのか)

でね、『G.I.ジョー』は、これに比べたら同じくハスブロ社のおもちゃ映画『トランスフォーマー』も『バトルシップ』も大人向け映画に思えてくるくらい、まあー小学生が考えて、中学生が作ったような映画です。いや、幼稚と言っているわけではないよ。小学生が考えて、中学生が作ったような映画、と言ってるだけでね。


ほんとね、ただでさえおもちゃ映画なのに、おもちゃ箱をひっくり返し過ぎなんです。やっぱさ、おもちゃ箱はひっくり返せばいいってもんじゃないと思うのですよ。うまくひっくり返すか、あるいはひっくり返したとしてもきちんと片付けないとさ、映画として面白くないわけでね。

ただね、『G.I.ジョー』はそのおもちゃ箱の喩えで表現するならば、「いっつもおもちゃ箱をひっくり返すだけひっくり返して、一通り遊んだら疲れてぐーすかぐーすか寝ちゃうガキ」みたいな映画。で、もうそれを見て親(観客)は「もう、しょうがないわね」と思いながら優しく布団に運んで寝かしてあげる・・・我ながらなんだこの喩え。要はかわいいということです。イカした忍者!かっちょいい秘密兵器!デッカイ秘密基地!バッカみたいにエロい女!しかし映画の出来は・・・・・・・。


どうですか、この小学校高学年から中学生男子が考えるようなエロい女。


『G.I.ジョー』の白眉はまぁパリの場面でしょう。シチュエーションとしては「パリで悪役がすっごい重要なモノ(物語上の所謂マクガフィンってやつ)を持って車で逃走。それを追跡するG.I.ジョーの面々」という単純なもの。

なんですが、この場面は完全に正義の側がパリを混乱に陥れているようにしか見えないのがスゴいです。だって、悪役は車一台でちゃんと信号も守ってる善良な方々ですよ。しかし、GIジョーの皆さんは車のみではなく、なんかパワードスーツをガシャンと着て街中を破壊しながら追っかけるのです。

彼らは正義の味方です。


美しいパリの街を守るため奮闘しております。


GIジョーさん達のお陰でパリの街は安心。


まあ、たまにはこういうこともあるよね。


はい、「むしろ正義の側がパリを混乱に陥れる」「最終的にはエッフェル塔倒壊」というところから、『サウスパーク』のトレイ・パーカー&マット・ストーンによる大傑作スーパーマリオネーション映画『チームアメリカ ワールドポリス』を思い返す方も多いんじゃないでしょうか。ただ、あちらはそういう派手なだけで中身空っぽのハリウッド超大作を皮肉ってのパリ破壊だったのが、『G.I.ジョー』はその『チームアメリカ』のパリ破壊を大真面目に大金掛けてやってしまいました。


ある意味では元祖『G.I.ジョー』・・・おお怖。

『G.I.ジョー』はゴールデンラズベリー賞6部門ノミネート。興行的にはメガヒットでも大コケにもならず・・・ところが、どっこい四年後には監督もキャストもほぼ総入れ換えしてなんか全然違うムードになって帰ってきました。なぜ、監督もキャストもほぼ総入れ換えとなったのか?には僕なりの仮説がありますが、それは『G.I.ジョー2』の感想の時に書きましょう。とりあえず、『G.I.ジョー』は太平洋のように広い心で観ればちょー面白い映画です。太平洋のように広い心で観ないと・・・・まあそれは各自自己責任ですね。


では、また今度。
Posted on 2013/06/06 Thu. 22:06 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『バレット』/眉間にぶっ放せ!(ネタバレなし) 



「本当にこれは2013年の映画なのか・・・!?」そんな思いが頭を過った。スクリーンで繰り広げられているのは、泥臭い銃撃戦、屈強な男同士の殴りあい、人を殺して捨て台詞・・・・これぞ映画だっ!!


『エクスペンダブルズ』から始まって、『エクスペンダブルズ2』『ラストスタンド』『アイアンマン3』と80年代アクション映画の香り漂う映画が続々公開(今週末公開の『エンドオブホワイトハウス』もそんな雰囲気)している中、ついに80年代に作られていても何ら不思議ではない映画が2013にスタローンと久々のウォルター・ヒルによって出来上がりました。同じ筋肉アクション俳優であるシュワルツェネッガーの『ラストスタンド』は誰が観たって面白いと思える映画だったと思うけど、『バレット』はかなーり観る人を選ぶ。これを面白がれるか、面白がれないかで人の人生は決まる。つまり『バレット』は人生の分かれ道映画だ!自分でもなにを言ってんだかさっぱりだ!

バディムービーだと思ってたんですけど、思いの外バディムービー色は薄いです。サン・カンさんはさして活躍しません。終始スタローンのすべての行動に於いての豪快っぷりにただただ、たじたじです。そりゃそうだ。


あ、でも車中での軽口の叩きあいはいかにもウォルター・ヒルバディムービーぽかったです。

まあ、でもさ観客は1800円払ってサン・カンさんのカッコよさを約二時間観に来たわけじゃなくて、シルベスター・スタローンのカッコ良さを観に来たわけだから、いいのいいのサン・カンさんの印象もバディムービーの印象も薄くて。と、思えるくらい、スタローンが超絶カッコいい。そりゃそうだっつの。

グッときたのは、やはり中盤のサウナでの格闘。もうね、むっさいおっさん二人が「うぉー」「うあッ!」と雄叫びをあげながらひたすら殴りあう、って「俺は2013年になにを観てるんだ・・・サイコー!」なんですけど、素晴らしいのはサウナですから、ちゃんと裸であるということ。これは大事よ。エロいお姉さんの裸も大事だけど、屈強な男の裸も非常に大事。映画に必要な要素です。


見よ!このステロイドなどによって鍛え上げられたボディを!シュワルツェネッガーも見習ってください!

そうそう、ウォルター・ヒルとシュワルツェネッガーとサウナと裸と格闘と言えばやはり『レッドブル』を思い出す方も多いんじゃないでしょうか(ていうかレッドブルしか思い出さねぇよ)
『レッドブル』はオープニングの「サウナで裸のシュワルツェネッガーが敵と一緒に窓を突き破り雪山へとダイブ」という異常過ぎて頭がクラクラする一点ですでに名作ですね。

『レッドブル』より「シュワルツェネッガー窓突き破り雪山へとダイブの術」の画像。間違っても「世界ハプニング映像100」の画像ではありませんよ。


話を『レッドブル』から『バレット』へとスムーズに戻しますが、あと良かったところはそりゃクライマックスのジェイソン・モモアVSスタローンの斧バトル。

「この画像でTシャツを作れユニクロ!」とユニクロ本社に叫びたくなるくらい素晴らしい画像。クライマックスが倉庫で一対一のバトルってほんといつの時代の映画なんだ素晴らしい!


そうそう、ジェイソン・モモアとアクション映画と言えば『コナン・ザ・バーバリアン』、そして元祖コナンと言えば『コナン・ザ・グレート』ということでシュワルツェネッガー。なので、このクライマックスのバトルはある意味シュワルツェネッガーVSスタローンと言ってしまっても過言ではない気もしなくもないのが素敵ですね。

因みにシュワルツェネッガーとスタローンは次回作で共演するそうです。

ハリウッド映画界の80年代化が本格的に始まってる気がしますね。


しかーし!この『バレット』の真に素晴らしかった点は大量のおっぱいが見れるところ!一生懸命カウントしたところなんと11組のおっぱい。11組のおっぱいですよそこの奥さん!やっぱ、この映画は80年代からタイムワープしてきたとしか思えないよ。

つまり『バレット』は、僕が世界一尊敬する映画評論家ジョー・ボブ・ブリッグス的な評価をするならば、11組のおっぱい、少なくとも死体50体、車の爆発三回、家の爆発一回、そしてスタローンの裸、ということで『バレット』は星三つ!!(チンコが出てれば星四つ)素晴らしい!80年代の(特にアクション)映画はどれもサイコーだったことを思い出させてくれる、とっても幸せな映画でした。


では、また今度。
Posted on 2013/06/05 Wed. 22:54 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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『銀河ヒッチハイクガイド』答えよりも大切なこと。 



《ネタバレしてないです》


幼少のときに実写版『スポーン』と『マーズアタック』が大好きだったことが、映画好きになるきっかけみたいなもので、中学生の頃、もっとより映画好きになってしまうきっかけ映画がこの『銀河ヒッチハイクガイド』。なぜだか分からないのだけど、とにかく異常に感動してしまったんですよ。「わあ映画ってなんて素晴らしいんだろう」って感じで。バカバカしいSFコメディなのになんでだろう・・・。


こんなお話


銀河バイパス工事(なんじゃそりゃ)のため地球が破壊されてしまい、ひょんなことから数少ない地球人の生き残りとなった、超絶ド平凡な男アーサー・デントが、「銀河ヒッチハイクガイド」片手に地球の命運をかけた銀河の大冒険に繰り出すことになる・・・・

的な。まあ「地球の命運をかけた」なんて書いたけど、ちょっと大袈裟かな。あんま地球の命運はかけないす。


ご存じの方も多いかと思いますが、『銀河ヒッチハイクガイド』は同名の非常に有名な原作があります。中二でこの映画を大好きになって、「よし!明日原作読もう!」と思ってから、はや四年・・・未だに原作読んでない・・・



全体のくだらないドタバタ感と、それでいてときにブラックときに哲学的にさえ思えてくるような、ギャグやセリフもたまらないのですが、なによりもキャラクターやガジェッドのセンス・オブ・ワンダーとしか言いようがないアイディアが本当に大好き。
耳に入れるだけで、銀河のあらゆる言語を翻訳してくれる「バベルフィッシュ」(ちょーカワイイ)とか官僚的な思考がいきすぎていて、逆にマヌケにしか見えないヴォゴン人

こちらがヴォゴン人。ジム・ヘンソンのスタジオによる精巧なアニマトロニクススーツで絶妙にもっさり表現されております。

「銀河怒れる妻の会」発案の、相手に撃つと自分の価値観を植え付けることができる「価値観転換銃」(リアルに欲しい)とか、あとはなんと言っても"常時憂鬱ロボット"マーヴィン!声はなんとおっかないアラン・リックマンですよ!ちょーかわいい~!欲しいー!あ、やっぱいらないかも。

「マーヴィンみたいだよね」と人から言われた事があるのは、僕の数少ない自慢のひとつ(なの?)

あと『銀河ヒッチハイクガイド』で(たぶん)重要なものと言えば42。観てない人のために詳しくは書きませんが、まあなんて言うの、すっげぇ胡散臭くも絶妙な数字ですよね42って。そりゃこの数字には困惑するよ。

役者もみんないい。主人公のマーティン・フリーマンの「超絶ド平凡」感と「半ば強制的に冒険に参加させられる」感と「自分の故郷(家)に固執している」感はかなり後の『ホビット』に通じると思います。あと、ほんとちょびっとだけどジョン・マルコビッチとか、スーパーコンピューター"ディープソート"の声をヘレン・ミレンがやってたりと、何気に豪華。


サマーさんことズーイー・デシャネルも出てますよ。


『銀河ヒッチハイクガイド』は「生命、宇宙そのすべてに対する疑問の答え」というものを追い求める人達が登場します。ただ、その「生命、宇宙そのすべてに対する疑問」の「答え」が、いざ出てみたら「ええ、なにそれ・・・?」という非常に肩透かしなものなので、登場人物がその「答え」を答えた者に問います「本当にそれが究極の答えなの!?」、すると「ていうかさぁ究極の答えが欲しいなら、まず究極の疑問を導きだしなさいよ」と言われてしまう。
そして、こともあろうに超絶ド平凡な主人公アーサーが、その「究極の疑問」を導きださなくてはならなくなってしまうのが、この映画のクライマックス。

なんですけど・・・・

映画を観た方ならお分かりの通り、結局その「究極の疑問」とやらの答えは出ないまま、この映画は幕を迎えてしまうのですよね。ですから、当然「生命、宇宙そのすべてに対する疑問の答え」も出ないので、映画としては物足りず、むしろ投げっぱなしに感じる方もいるかもしれません。


でもさ、正直そんなことどうでもいいと思うんですよ。一生答えの出ない疑問だらけの中、小さいけれども「大切のこと」が見つかればそれで全然OKだと思うんですよ。宇宙規模で見れば本当に本当に小さなその「大切なこと」が、一人の人間にはとっても大きな幸せをもたらしてくれるかもよ、みたいな。最後でアーサーはそれに気付けたんだもんね。本当に幸せなラストだと思います。

オープニングとエンドクジッドに流れる、イルカさん達からの人間へのお別れの歌「さようなら魚をありがとう」は名曲。イルカさん達からすると「底引き網漁は別にして人間は優しい」んだってさ。


では、また今度。
Posted on 2013/06/03 Mon. 00:08 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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