ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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毎月25日の怪獣。第一回「ゴジラの十二段階矯正プログラム」 

2013年と言えば何ですか?

そう、『パシフィック・リム』が満を持して公開される年!!


予告をもう、40回くらい観てしまっています。


現時点で、僕の今年のベスト決定どころか生涯ベスト決定な『パシフィック・リム』。今年はなんとしてでも、『パシフィック・リム』旋風を日本に起こしたい。日本映画界が、イケメンだらけの大根芝居映画だとか、ハワイのチョコレート並みに甘ったるい恋愛映画だとか、やれ『~食堂』みたいな「お料理食べてココロほっこり(´∀`*)」みたいな、毒にも薬にもならない癒し押し付け映画だとかにうつつを抜かして、すっかり忘れていた特撮魂が日本映画界に戻り「『パシフィック・リム』に負けちゃおられん!ヽ(`Д´)ノコロス!」級の意気込みで大大大特撮怪獣スペクタクル巨編が作られることを願っているんですよ!それくらい『パシフィック・リム』には色々な期待をしているんです!!ヽ(`Д´)ノデスッ!


って、始めからいきなりよく分からない駄文を書いてしまいましたが、要は僕はとにかく『パシフィック・リム』が楽しみ過ぎて、日々怪獣とロボットのことを考え続けている、非常に残念な小学生脳に逆回転してしまったんです!(みなさまには心底どうでもいい情報)。なので、『パシフィック・リム』公開までの七ヶ月間、毎月25日は怪獣(たまにロボット)関連の映画、本、おもちゃなんかを紹介していこうと思っています。なぜ、25日なのかって?それは、こうホラニジューゴー!!!てな感じにすると怪獣の鳴き声ぽいし、「電人ザボーガー、ゴー!!」みたいな感じでロボットの出動合図みたいだし、っていうのは無理矢理なこじつけで、ただ単にこれを25日前に思いついただけなんですけど・・・・


で、そんな感じで記念すべき第一回です。まぁ第一回目は初回ということで『空の大怪獣Q』の話でも・・・なんてしちゃうと、怪獣に興味も関心もない人は読まないでしょうし、そんなマニア受けな話をするつもりはございません。第一回目は、興味ない方にも怪獣に興味を抱いて頂けるように、「怪獣の本質とはなにか?」を問う、とある短編集の中の素晴らしい一編を紹介したいと思います。

その短編集とは・・・




アメリカの作家ジョー・R・ランズデールの短編集「ババ・ホ・テップ」。この短編集自体は不条理ミステリーぽいのだとか、すっごく間抜けで不気味なコメディだとかが入った、まぁおかしな短編集でして、表題作「ババ・ホ・テップ」は『ファンタズム』のドン・コスカレリ監督で『プレスリーVSミイラ男』として映画化されていたりもして、更におかしな短編集です。が、この短編集の中の一編に「ゴジラの十二段階矯正プログラム」という、まさしく今日紹介したい短編があるんですが、まぁこれが怪獣愛に満ち満ちた傑作でして。

ゴジラは日本生まれの世界一有名な怪獣王。けど、そんな時代はもう過去のこと。いつまでもビルを壊し、人々を恐怖に陥れてばかりではいられない。ゴジラは今や、自分の中の破壊衝動を抑えるため大怪獣レクリエーションセンターなる怪獣専門のカウンセリング施設に通いながら、鋳造工場で鉄クズを燃やす日々を送る。施設にいるキングコングは歩行器のお世話になりながらも、バービー人形を片時も離さない単なるボケ老人に成り果て、怪獣ゴルゴは日がな一日酒を飲んで過ごすただの飲んだくれ。気分が落ち込み、暴れたくなったときにはカウンセラーである冷凍巨獣レプティリカスに電話をする。が、そんなものはなんの役にも立たず、ゴジラはより破壊衝動を抑えられなくなり、ある日とうとう一匹の犬を殺してしまう・・・・


というのが、中盤までのざっくりしたあらすじ。ちょっと、アラン・ムーアのコミックなんかに通じるような、ヒーローもの脱構築のギャグ版って感じですかね。ただね、どうですか、この怪獣マニアのための怪獣ネタ!特にカウンセラーが冷凍巨獣レプティリカスってね、いくらなんでもマニアックでしょ。

(知らなくたって人生にはなんら影響ないけど)一応レプティリカスの説明。たしか、60年代のデンマークの怪獣映画『冷凍巨獣の惨殺』に登場する怪獣ですね。

ポスターはこれ。



「おおっ!スゴそう!!(°∀° )ワクワク」って思うじゃないですか、思うじゃないですか。ただ、本編では





これです。

まぁ、デンマークの特撮技術ですからねぇ・・・仕方ありません。ちなみに、レプティリカスは着ぐるみじゃなくマリオネットで動かしていますね。


話が脱線しましたが、とにかく「リハビリ施設に通うゴジラ」なんて、その光景を思い浮かべただけでも涙ものじゃないですか。でも、本題は実はこれから。破壊衝動を抑え、更正しなければいけないのに一匹の犬を殺してしまったこから・・・って、この先なんですよ。だから、これからラストまでネタバレ全開書いてしまいます。なので、いずれ「ババ・ホ・テップ」を読もうと考えている方は、今すぐこのブログを閉じてください!ヽ(`Д´)ノサイッ


ゴジラは近所の犬を踏み殺し、犬小屋を焼いてしまう。何年かぶりによみがえる破壊と暴力と恐怖の快感。遂に悪い習慣が戻ってしまったのだ。

ゴジラはその後、酔った勢いから街の一角を破壊してしまった。すぐに犯人は自分だとバレ、政府の役人が家にやって来る。しかし、ゴジラが破壊した一角は偶然にも有色人種が住む地域だったため、政府としては好都合だった。そこで、政府から今後は指定された地域だけを政府公認のもと破壊してほしいと依頼される。ただし、指定された地域は全て「黒人街」「中国人街」「同性愛者主体の居住区」であった・・・


ゴジラは悩む。引き受ければ政府公認で破壊の限りをし尽くせるが、それは果たして怪獣のすべきことなのか?だが、破壊衝動を無理矢理抑えて、キングコングのような廃人になるのは御免だ。

悩んだ末、政府の依頼を引き受けたゴジラは指定された地域に向かう。これで、とことん破壊ができる。しかし、犬も子供も老人も誰もが平和に暮らす光景を見たとき、ゴジラの胸にえもいわれぬ感覚がこみあがる。それは、かつて感じた罪悪感だった。ゴジラはそこを去り、役所や政府の建物が並ぶ地域へと向かい、手始めに役人の住むマンションを破壊する。そう、かつてのような大破壊を・・・

レプティリカスが説得にやって来る。しかし、ゴジラはそんなことには耳を貸さず炎を吐き続け高層ビルの頂上へと向かう。軍隊もまったくもって歯が立たないなか、そこにキングコングがやって来てゴジラに拍手喝采を送り、自分も高層ビルへと登りだす。頂上に立ち以前のように生き生きとした表情を見せるコングの頭上に砲弾が降り注ぎ、コングは脳みそを空中に撒き散らしながら、地上へと落下。血まみれのコングの手を握りしめ涙を流す怪獣ゴルゴ。軍隊の攻撃にびくともせず、ビルの頂上から炎を吐き、破壊を繰り広げるゴジラのもとにガメラが飛来したが、ゴジラはすかさずビルの破片でガメラを叩き潰す。そのゴジラの行為に警察も軍隊も拍手喝采を送る。ゴジラは幾度となくガメラを叩き続け、地上にはガメラの肉片が注ぐ。胸にミサイルを三発くらったゴジラはよろめいて倒れた。しかし、ゴジラは血まみれで笑った。黒人街でも中国人街でも、同じくらい破壊ができた。オレはどこでだって破壊をしただろう。十二段階のプログラムなんてくそ食らえ人間性なんか地獄に落ちちまえ。ゴジラは建物の残骸と脳みそと肉片まみれの地上に落下し、息を引き取った。


って、やばい。ざっくり書こうと思ったら結構細かく書いてしまいました。そして、いまこの文章を僕は泣きながら書いています。いや、泣ける。素晴らし過ぎるこの話。怪獣はなにをすべきなのかって、街を破壊人々を恐怖に陥れればいいんです。怪獣に人間性なんかいらない。たまにウルトラマンでも心優しい怪獣話が出てくるじゃないですか。ダメ!そんなものは。怪獣は破壊破壊破壊破壊破壊しろ!人間への怒り、恨みを破壊と恐怖で表さないと!そして、ウルトラマンにむざんに殺されろ!そこにこそ、視聴者は思いを馳せるんです。怪獣はいつだって報われなくていいんです。死のうが生きようがの"結果"は関係なくて大事なのは"選択"。「人生は二つに一つ、やるかやらないか」って宇多丸師匠のリリックにもありましたよ。結果じゃなく破壊するという"選択"が大事なの!!って、なんの話だよ。「ゴジラの十二段階矯正プログラム」と帰ってきたウルトラマンの名作「怪獣使いと少年」まで、色々思い出して余計泣いています。本当にグダグダでごめんなさい。

(ここから一時間休憩して・・・)


はい!一時間ばかし名作ゲーム「Fallout3」で人をショットガンで撃ちまくったら、平和に心の落ち着きを取り戻せました。まぁ、どうせいつも読みづらいブログなんだから、これくらいどうってことないでしょうが・・・(結局開き直り)

って、そうそう。実は「ゴジラの十二段階矯正プログラム」あのあとにも続きがありまして。唯一人間と共存していたレプティリカスはゴジラの剥き出しの怪獣性を見て、なにに気付きなにをするのか。まぁ、それは自分で読んでください。ここもねぇささやかながら泣けますねぇ・・・(ノД`)・゚・。ゥゥゥ



という感じでグダグだらだら書いてしまいましたが、『パシフィック・リム』公開までの七ヶ月間、こんな怪獣話を書いていきます。こんどの25日はムニエルみたい名前の怪獣が出てくる韓国映画の話でもしましょうかね・・・まぁ、とりあえず、ここまで読んで下さった方がいるか分かりませんが、こんな長くて読みづらい駄雑文を読んでいただき本当にありがとうございます。あなたは本当にいい人だと思います。


では、また今度。

「ウオォォオン」
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Posted on 2013/01/25 Fri. 23:56 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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コメント

ゴジラをみたくなりました。

こんにちは

怪獣映画、子供の頃ゴジラの新作が封切られる度に父と見に行っていたことを思い出しました。

いまはあの頃と違いいろいろな人生経験をしたので、怪獣たちに感情移入したり自分の破壊衝動を託して映画を見ることが多くなりました。

今一度ゴジラを見たくなりました。

田畑 #- | URL | 2013/01/29 13:20 - edit

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