ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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登場人物はお人形ではない/『キャビン』(ネタバレしていない編) 




人の死っておもしろーい!



間違えた


映画で観る人の死っておもしろーい!


というのが、ホラー映画の一番の魅力であり楽しみだと思いますね。「うわぁ人が殺されるところってなんて面白いのだろう」という気分にさせてくれるっていう。


こういうことを聞くと、やれ不謹慎だの悪趣味だのと、ガタガタ言う人がいますけど、殺人なんてものは現実では一切楽しくもなければ(当然よね)見たくもないものな訳で、だからこそ、映画という虚構世界ではゲラゲラ笑って楽しめるんですよ。というか現実と虚構の区別と、しっかりした倫理観を持ち備えている人だからこそ、首チョンパも目玉飛び出しも内臓引きずりも、ゲラゲラ笑って楽しめる。だから、それを不謹慎だの悪趣味だのガタガタ言う人はべつに真面目でも優しくもなんでもなくて、ただの「正しさ」概念に囚われたバカだなんて乱暴なことは言いたくても言いませんけどね。だから、ホラー映画は作り手は勿論、観客にも倫理観がないと楽しめないのですよ。


だってホラー映画、中でも特に代表的なジャンルであるスラッシャー(若者がぼんぼこ殺されるアレ)は九分九厘同じような話ですよ。
でも、その同じような枠組みの中で、いかに独創的な残酷描写やスプラッター描写を発明するか、そこがミソですよ。というか、ホラーファンは毎回そこだけが楽しみだと言って過言ではないと思います。


だから、スラッシャー映画の登場人物なんて、人間ではないです殺されるためだけの人形でしかない。分かりやすく振り分けされたキャラクターが決められたフォーマットで殺されればそれでいい。殺されるためだけの人形に人間ドラマなんか必要ない。必要なのは殺される描写の独創性だけ。


でも、それっていいの?さっきはあんな偉そうなこと言ってたけどそれって本当に倫理的なこと?ホラー映画の登場人物だって生きている。殺されるためだけの人形ではない。はずなのに・・・やはり、人形でいて欲しい、いや決められたフォーマット内でしか動かない人形でないと困る。それを観て俺らは笑いたいんだぁぁあ!!



という、ホラー映画ファンの叫び、それに応えようとする作り手の叫び、へのフィクションに閉じ込められた人形達からの悲痛な叫び。そういう映画だと思います。
なので、むしろ「ホラー映画ファンって嫌ぁねぇ」という方にこそ観てほしいと思います。これを観ればホラー映画の作り手と観客の関係性が分かると思いますので。


ふぅ、なんとか内容には触れずに感想を書くことができました。ネタバレ全開編は今週中にでも書こうと思います。因みに『キャビン』。元ネタはまぁ無数にありますが、ちょろっとネタバレにならない範囲で書くと僕は映画全体としては『モンスターズインク』や『トイ・ストーリー』の後半なんかを連想しました。そう言えばこの映画の製作と脚本を担当したジョス・ウェドンは『トイ・ストーリー』の脚本やってましたね、ってこれはネタバレじゃないよね?


では、また今度。
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Posted on 2013/03/19 Tue. 17:26 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 2

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コメント

無題

伊東さんこんばんは

ぼくもキャビン見ました。
伊東さんの映画の感想って、いつも優しいまなざしですね。

次の投稿も楽しみにしています。

田畑 #- | URL | 2013/03/19 23:10 - edit

ナイス感想!

ネタバレせずに、上手く魅力を伝えてますな!
僕は常にネタバレしないと書けないので、
うらやましいです…。
ネタバレ全開の感想にも期待しております~。

カミヤマ a.k.a.三角絞め #YrGnQh/o | URL | 2013/03/22 01:39 - edit

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