ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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毎月25日の怪獣。第4回たこたこロボットちゃんの鬼畜大宴会『宇宙戦争』 



さあ、今日は『宇宙戦争』です。ジョージ・パル版じゃないよ。スピルバーグ版だよ。

僕の中でハリウッド超大作鬼畜大宴会映画ってジャンルがあってね。要はハリウッドの大監督が莫大な金掛けて、観客から涙とか笑顔を搾り取ろうとするんじゃなくて、叫び声とひきつった顔を搾り取ろうとする映画。いや、偉いね。『フォレスト・ガンプ』なんかと大違い。

その、ハリウッド超大作鬼畜大宴会映画は厳密には二つしかないんです。ひとつはポール・ヴァーホーベン監督の永遠の名作『スターシップ・トゥルーパーズ』(あれは本当に鬼畜であると同時に立派な怪獣映画でもあるのでいずれ詳しく書きます)と、もうひとつは今日紹介する『宇宙戦争』。

というか、そもそもさスピルバーグはコンスタントに鬼畜大宴会を開催してくれるんですよ。だって、デビュー作の『激突』からして鬼畜。『ジョーズ』も鬼畜。『レイダース』(の特にクライマックス)も鬼畜。そして忘れちゃいけない『プライベート・ライアン』も鬼畜。ね、鬼畜でしょ?その間にお涙感動路線がちょこちょこ入るから忘れてるだろうけど、本質はキチガイですよ。

でも、僕はお涙感動路線のスピルバーグも大好きでね。特に『未知との遭遇』『E.T』『A.I』の「我々は孤独ではない三部作」は、いつ観ても涙ぼろぼろ。『タンタンの冒険』や『フック』(実は狂った映画だと思う)も大好き。


しかし、やっぱキチガイスピルバーグが好き。もう愛してる。

そーんな鬼畜キチガイスピルバーグ路線の最高傑作は『宇宙戦争』。あと、スピルバーグは意外と純然たる怪獣映画は作ってないんですよね。でも『宇宙戦争』は怪獣映画のカテゴリーに入れてしまっていいと思います。なぜならたこたこロボットちゃんことトライポッドは鳴くからね!ヴオォォォォオオンって。

あと、ほら人間を触手で捕獲して備え付けの檻に入れる描写なんて、絵面的には人間をパクパク食べてるようにしか見えないもんね!まあステキ。やっぱ、「鳴き声を発する」「人間をパクパク食べる」この二つが揃ったら立派な怪獣ですよ。うきうき憂鬱旅行の怪獣審査には合格です。

因みにトライポッドのデザインは初期こんなのだったそうです。


これ、いいですよね。頭の金魚鉢みたいなのから宇宙人が見えるのが萌えますね。


ここで唐突に『宇宙戦争』俺が好きな場面トップ3!!

第3位後ろが大変!さっさと車を走らせてトム!!の場面。

トライポッド出現後にトムは家族を連れて、他人の車で逃げようとするんですよね。そうすると、ビンス・ボーンみたいな顔したオヤジに「トム泥棒はよくない!」って止められる。それを見て泣いちゃうダコタ・ファニングが後ろを振り返ると、木が燃える!異変に気付いたトムが車を走らせる!ビンス・ボーンが光線に当たって灰になる!そしたら後ろの高速道路が光線でギッタンギッタンに切られて、タンクローリーが落っこちて辺り一面火の海。絶対ダコタは小便漏らしたよね。


ていう一連のシークエンスを畳み掛けるように一気に見せる。凄まじいスピルバーグ演出。その後のカメラが車の中と外を行き来しながら、繰り広げられる車中での会話シーンもいいですね。


第2位丘をこえたらさようならトムの場面。

ちょうど中盤くらいでしょうか。なんだか知らないけど、米軍に憧れてる息子が米軍とトライポッドの激戦地である丘のむこうに行こうとする。必死に説得するトム。しかし、息子は行ってしまう。

丘のむこうに消えてしまう息子。この舞台立てが実に映画的。しかーし。ここからは鬼畜演出。息子が行ってしまったすぐ後に、丘のむこうから炎に包まれたジープがゴロゴロ。上がる炎。そして、炎の中からトライポッドがどーーーん!

なんて映画的な場面でしょう。『宇宙戦争』って脚本が支離滅裂なので駄作とされることが多いのですが、改めて『宇宙戦争』を駄作扱いするやつに言いたい、ていうか言ってやる。そんなに脚本だのストーリーが大事なら一生本でも読んでろ!映画でしかなし得ない表現が『宇宙戦争』には詰まってるんだよ!脚本がダメでもすべてが映画的表現なんだよばかやろ


(いまの暴言は忘れて)第1位地中からトライポッドがこんにちは。だから走って!トム!!の場面。

やっぱ『宇宙戦争』のハイライトは序盤のトライポッド出現場面ですよ。この場面は心底恐い。そしてスピルバーグお得意の丁寧な間接表現演出が冴え渡る。

まず地震。これは基本よね。その次地割れ。
まあまあこれも基本。

そして、水道管が破裂して水飛沫が飛び散る。

え、それいる?

しかししかしそれは非常に重要なディティールなのです。なぜなら

画像が荒くて分かりづらいけど、煙と水飛沫と逆光でトライポッドが見えないから!スピルバーグ一流の間接表現演出!

そしてここからがすごい。トライポッドが出てきたらいきなりビームで人類デストロイ、ではなく

まず車の窓に写る。間接演出~!

そこから長い長いタメに入って・・・・


準備完了。


ビーム発射!!


犠牲となったオッサンが落としたカメラから覗く阿鼻叫喚!入り組みすぎてる間接演出~!!


これはもう、スピルバーグの間接表現コンボ、つまり間接技ですよ(強引な理屈)いや参る。こんなにタメてタメてタメたうえにさらに間接表現をするんだから、もうじれったい!しかし間違いなく映画的。やっぱスピルバーグあんた流石だよ!!


ってね。今回は正直怪獣がどうとかじゃなくて、とにかくスピルバーグのことが書きたかったんです。それだけです。テンション高く進んだので独りよがりな文章でしたでしょうが、お付き合いくださりありがとうございました。来月の25日はいい加減日本産怪獣のことでも書きましょうかね。


では、また今度。
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Posted on 2013/04/25 Thu. 18:29 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 1

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コメント

無題

伊東さんこんにちは

スピルバーグの宇宙戦争はぼくも見たことがあります。

あれだけ強くて怖い宇宙人が地球のアレに簡単にやられてしまうところが逆に壮大なんですよね。
パシフィック・リム楽しみですね。

田畑 #- | URL | 2013/05/02 16:34 - edit

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