ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Posted on --/--/-- --. --:-- [edit]  /  TB: --  /  CM: --

pagetop △

シュワルツェネッガー(シワだらけになって) Is Back!!『ラストスタンド』(ネタバレ) 



「なに?『ラストスタンド』がつまらなかった?そんなお前はグラウンド百周だ!!!」と言いたくなるくらい、まず普通に面白い。「力を持たない少人数が知恵とガッツで力を待った大人数に立ち向かう」というストーリーは普遍的な面白さを持ってますよね。

あと、パク・チャヌクやポン・ジュノ等、繊細な演出が得意な韓国映画監督界の中でもずば抜けて「とにかく勢い重視!」印なキム・ジウン監督の手堅い手腕も素晴らしい。ハリウッドデビューでここまで堂々たるB級アクション映画を作るなんて本当に信用出来る。


等々、色んな側面がある映画だけど、やっぱこの映画は間違いなくシュワルツェネッガー映画なんですよ。西部劇ぽくても監督が韓国の鬼才でも、ちゃんとしたシュワルツェネッガー映画。

だからさ、映画界に戻ってきたシュワルツェネッガーの暴れっぷりがスクリーンで観れて、そりゃ嬉しいよ。泣くよ。

一番最初に泣いたのは、あそこですね、部下の保安官二人が僕の大好きピーター・ストーメア(ゲスな悪役っぷりが最高)率いる傭兵軍団によってピンチに陥られていた時に、シュワルツェネッガー登場!!って場面。いや、ベッタベタ過ぎる場面だけど、OPのシュワルツェネッガーのファーストカットを映画的に盛り上げもせずに、あえてごく普通に撮っていただけにヒロイックでケレン味たっぷりなこの場面がより盛り上がるんですよ!しかも、その登場の仕方がたまらない。ジープで敵を轢き殺した後に、サイドガラスを肘でぶち破って、そこからショットガンでバッコンバッコン敵を粉砕!この弱きを助け強きを(無駄に暴力的に)挫く感じは、まごうことなきシュワルツェネッガー映画です。作り手の皆さんよく分かっていらっしゃいます。

あとは、もう後半は(たぶん)全編泣きました。シュワルツェネッガー柄みでないところでは、ポール・トーマス・アンダーソン映画等でお馴染みのルイス・ガスマン。ダニー・トレホと並ぶ世界トップクラスの濃い顔役者ですよ。一度ロケットランチャーで死んだかと見せ掛けておいて、煙の中からトンプソン機関銃を乱射して登場したのにも燃え泣きするけど、またまた味方がピンチの時に、謎のスクールバスが登場!後ろのドアから出てくるのは、キャンディー持ったマコーレ・カルキンじゃないよ


シュワルツェネッガーと機関銃だよ!!(横のジョニーノックスビルも最高)

ここから、割りと西部劇的な銃撃戦が続くんですけど、合間合間にシュワルツェネッガーらしい無駄に暴力的で豪快なアクションも入ってきます。シュワルツェネッガーが屋上にいる敵にタックル!して、地面に落ちながら脳天に銃弾を叩き込む!!なんで、そんな回りくどいことを・・・でも、シュワルツェネッガー一流のバイオレンス・・・うわーん!。そりゃ泣くよね。

その後のお婆ちゃんギャグも最高ですね。今のところこの映画二回観たのですが、二回ともお婆ちゃんギャグは場内大ウケ。ああいう80年代や90年代のアクション映画にありがちな感じの、若干ブラックなギャグで観客が一斉に笑うと嬉しいですね。


大きいショットガンがまるでおもちゃみたい。これぞシュワルツェネッガーならではの目の錯覚!(もはや自分でもなにを書いているんだかよく分からない)


一連のすったもんだが終わったところで、ここからが本番。お腹一杯でしょうけどお残しはいけないよ。ついに、ラスボスメキシコの麻薬王が登場!スーパーカーで逃走するんだけど、そうは問屋とシュワルツェネッガーが卸さない。町長の高級車でシュワルツェネッガーも追跡!スーパーカー同士のカーチェイス!!


なんだけど、ここが素晴らしく独創的。トウモロコシ畑の中でのカーチェイスなんですけど、あんな変でパワフルなカーチェイスなかなか観ないですよ。いや素晴らしい。この、相手が見えないなかでのカーチェイスの感じってちょっと『ミッションインポッシブル4』の砂嵐の中でのカーチェイスを連想したり。

カーチェイスが終わった後、シュワルツェネッガーは死亡。麻薬王は車を捨て国境に架けてある橋へと走る。さあいよいよメキシコに行ける!やっほーい!ってなぁ、そうは問屋ことシュワルツェネッガーが卸さない!!(しつこくてすいません)
だって、死んだかと思っていたシュワルツェネッガーがいつの間にか橋に仁王立ちしてるんだもん。この、無敵過ぎてちょっとこちらが恐怖を覚えてくる感じも、実にシュワルツェネッガー映画的。過去作では特に『コマンドー』とか後半は敵がかわいそうになってくるもんね。

そこからが遂にラストバトル。ここで西部劇ぽく銃で敵の頭にパーン!じゃダメなんです。僕らは身体を張った格闘が観たいのよ。で、この映画は最後にシュワルツェネッガーの格闘をちゃんと見せてくれるよ!偉い!

この格闘もいいですね。僕は格闘技には全く詳しくないのですが、麻薬王の小手先の技に対して、シュワルツェネッガーは「力」重視といった感じで。これも、泣くよ。それが常だよ。

その後、シュワルツェネッガーの見事な肉弾攻防によって麻薬王も逮捕。全て一件落着。そして、フォレスト・ウィテカー演じるFBI捜査官がシュワルツェネッガーに「あんたを舐めていたよ。さすがだ」と誉め称える。するとシュワルツェネッガー「ここが私の家だからだ」・・・これは、完全にシュワルツェネッガーの映画界へのカムバックを踏まえた台詞ですよね。この台詞を聴いた世の映画ファンは静かに涙を流しながら心の中でこう言ったはずです「シュワルツェネッガーお帰りなさい」。僕は小四で『コマンドー』を観たときから待っていたよ。みんなが待っていたよ。一旦は知事になろうがなんだろうが、その大きな背中に一生付いていきます!!


(忘れもの補足)
映画も素晴らしいけど、パンフレットも本当に本当に素晴らしい。ギンティ小林さんや江戸木純さんらが執筆していて、『エクスペンダブルズ』のパンフレットと同じラインな感じです。人物の紹介や細かい相関図、小道具の解説、インタビューにレビュー、気の利いたデザイン、等々どこをとっても素晴らし過ぎるビューティフルなパンフ。パンフレットのなんたるかを教えてくれます。これで800円は安いよ。映画を気に入った方なら是非是非絶対に買った方がいいです。

個人的に大好きだったのは、この格闘技解説。心底気が利いてると思います。


では、また今度。
スポンサーサイト
Posted on 2013/05/03 Fri. 01:24 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

pagetop △

コメント

pagetop △

コメントの投稿

Secret

pagetop △

トラックバック

トラックバックURL
→http://youitou.blog.fc2.com/tb.php/53-7c1d7f52
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

pagetop △

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。