ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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『女王陛下の戦士』ヴァーホーベンはウンコ好き。(ネタバレなし) 



今さら僕のような象のクソみたいなちんけな若造が、ポール・ヴァーホーベンの偉大さを語るまでもないですよね。ヴァーホーベンってのは、歴史上の偉人に名を連ねてもおかしくないくらいの、もう神様みたいな存在な訳でね。

なんで、神様かと言えばこの人は映画に必要なものが全て分かってるから。


例えば、『ロボコップ』のメイキングでヴァーホーベンはこんなことを語っています。

「最初は、どうせくだらない映画だろうと思って脚本には目もくれなかった。だが、妻に説得されて渋々読んでみた。そしてら、冒頭でいきなり主人公の手が吹き飛ばされるんだ!これは最高の映画になると思ったね!!」


どうですか?普通は「ロボットにされてしまった主人公の悲しい物語に心を掴まれたんだ・・・」とか語るだろうに、「主人公の手が吹き飛ばされるんだ!ギャッハー!!」ですよ。


いまの「ギャッハー!!」は僕の誇張だと思っているでしょう?いいえ、違います。例えばこの写真を見てください。



どうですか?これを「ギャッハー!!」と呼ばずしてなんと呼ぶ。

そして、これも!




もう、彼は現場で「ギャッハー!!」なのです。たぶん演出も「ギャッハー!!」なのです。全世界の映画監督が見習うべきですな。


あと、僕が大好きな


シュワルツェネッガーとの素敵な画像も貼っておきますね。スマホの待受画面をこれにした途端、千円広いました。(実話)


要は僕が何が言いたいかと言うと、主人公の手が吹き飛ばされるところはみんな観たいでしょ?あと、ババアの頭がガシャガシャ開いてシュワルツェネッガーが出てくる、とか観たいでしょ?(『トータルリコール』)シャロン・ストーンのおまんこ観たいでしょ?(『氷の微笑』)裸のねーちゃん達が大挙して踊ったりするの観たいじゃん!(『ショーガール』)兵隊達の手足がスパスパ巨大昆虫に切られるとか観たいじゃん!(『スターシップトゥルーパーズ』)透明人間がおっぱい揉むとこ観たいじゃん!(『インビシブル』)頭からウンコが降ってくるのとか観たいじゃん!!(『ブラックブック』)

やっぱね、映画に必要なのはテーマとか良くできた脚本とか丁寧な演出なんかではなくて、一発で人の興味を掻き立てるものなのですよ。要は「サービス精神」。こっちは1800円払ってね、二時間の時間を拘束される訳だから、登場人物のだらだらした会話とか「ありふれた日常」(死ね!そんな言葉)とか観たくない!もっと、すげぇものを!血を!爆発を!SEXを!ウンコを!ゲロを!


そういう意味でヴァーホーベンの映画には必ずSEX、暴力、死体、爆発、そして稀に排泄物が、ちゃーんと入っていますから。だから、彼は映画の神様なのです。(強引な論理)

でね、今日はそんな映画の神様がハリウッドで大金かけて大暴れする前の、オランダ時代の大大大傑作『女王陛下の戦士』を紹介しますよ。


舞台は第二次対戦中、ナチスドイツ占領下のオランダ。主人公のルトガー・ハウアーはイギリスに亡命し、同じくイギリスに亡命したオランダ女王の命のもとレジスタンスとしてオランダに潜入しナチスと戦います。



って、まあ今のは本当にザックリした説明であって、当然もっと色々と細かいドラマがあるのですよ。

この映画を観ると、ヴァーホーベンはオランダ時代から一貫してヴァーホーベンなんだな。ってことが分かります。

まず

爆発!

ちゅど~ん

さらっと映るおっぱい!

もちろんSEXシーンもあります。

わざわざアップになる糞尿!

ミートソースじゃないよ。


そして、中盤の爆撃シーンは血と死体が凄まじいです


爆撃された後、さらっと映し出される脚のない兵隊とか


爆撃された建物のドアにこびりついている、謎の肉片とか


あと、他にも爆撃のショックで頭がおかしくなってしまった将校とか、道端に沢山突き刺さっている不発弾とか、異様なリアリティがあります。たぶん、それらは戦時下のオランダで育ったヴァーホーベンが幼少の頃、散々見てきた光景や実体験だったりするのでしょうね。

前半はそういった、リアリティある戦時下のオランダの光景と、ナチスの悪逆非道ぶりが徹底して描かれます。


見るからに悪そうなナチスのオヤジ。


見るからに酷そうなナチスの拷問。


そして、後半からは一変してスパイ活劇といった感じでわくわくドキドキの映画になりますが、まあヴァーホーベンなんでね、「悪を倒してハッピーエンドやっほー!!」とはなりません。勝利には犠牲はつきものってやつ、にしてもあの人かわいそうなんだけどね。

重厚な歴史戦争映画でもあると同時に立派なヴァーホーベン映画でもあるので、ヴァーホーベン好き、中でも特に『ブラックブック』好きにはかなりおすすめです。ウンコは上から降ってこないけど、ウンコをしている時にとんでもない目にあってしまう愉快でいやーな場面はあります。


では、また今度。
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Posted on 2013/05/15 Wed. 21:40 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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