ゆったりしてる暇はある

 

主に映画の感想だと思いますが、その他の事もダラダラ書いてます。

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2013年のベストテンっ!!!! 

今さら過ぎますけど、みんな僕のベストテンが気になって気になって眠れないだろうから親切にも教えてあげるよ!


第10位『バレット』

これは当ブログで感想書きました。懐かしいのに新しい、ではなく懐かしいのに懐かし過ぎる。2013年にこんな80年代イズム溢れる筋肉密度が高いアクション映画を......マジかスタローン....でも本当に愛してる。こういうのが年に一本は観たい!!


第9位『ベルリンファイル』

これはつい先日観ましたので感想は書いてないですが、素晴らしかったの一語に尽きますよ。同じく去年公開の『10人の泥棒たち』とセットで観ると韓国映画界のいまの半端じゃない勢いを見せつけられます。


第8位『ローンレンジャー』

ちょっとだけ感想書きましたね。ダメなところもある。それは分かる。だけど、ほんとなんか愛すべき映画なんですよねー。西部劇への過剰なまでの愛情とヒーロー誕生物語をしっかり描こうという思いが、ちょっとバランス悪くぶつかってしまった感はあります。でもいい!そこがいい!たぶん後世でものすごい評価されるような映画だと思う。そう信じてる。


第7位『21ジャンプストリート』

はい本日最初の「これを日本未公開にするなんてバカなんじゃねぇの」枠。問答無用に面白い映画なんだからみんな観ろ!以上!


第6位『アウトロー』

ただただ好きです。


第5位『クルードさんちのはじめての冒険』

感想書いてないです。「これを日本未公開にするなんてバカなんじゃねぇの」枠二つ目。これは『21ジャンプストリート』以上にバカなんじゃねぇのでして、この映画は大人は気の利いたユーモアやちょっとどうかと思うほどのブラックジョークに笑わされ(なんてったって脚本がジョンクリーズ)、子供は太古の地球のアドベンチャーに夢中にされ、最後は家族の心暖まる物語にみんな爽やかな気持ちになる......という、年齢性別関係なしオールラウンドエンターテインメント映画なのに!!未公開なんて!バカ!!みんな観ろ!!


第4位『ラストスタンド』

ふっつうーに良くできていてタイトなアクション娯楽映画なんですが、なによりもシュワルツェネッガーの実人生も反映させた物語とあの熱いラストに胸が鷲掴みですよ......。改めておかえりシュワルツェネッガー!!


第3位『悪の法則』

これはガッツリ感想書きましたのでね。去年もっとも「こんな映画を完成させてエライ!!」と誉めてあげたくなりました。


第2位『パラノーマン ブライスホローの謎』

あんなに推していたのにこれも感想書かなかったー!!まあほんと素晴らしいところ山ほどありますが「それでも、言葉を交わすこと」というメッセージを至極真っ当に肯定的に描いたテーマが、うん、心を揺さぶられました。決して説教臭いだけにせずに、そのテーマを鮮やかに見事に描いた、いい映画です。ていうか、去年いちばん目から水分を採られた映画だよ。


第1位『ダークホース リア獣エイブの恋』

クソみたいな副邦題ですが一応つけとかないと分からないと思ったのでつけました。でも殆ど無視してください。これもね、観た直後は大いに感動したので僕なりのトッド・ソロンズ論(だなんて大袈裟なものでもないけどー)も含めてガッツリ感想を書こうとして書きそびれた。
 なんだろう、まあ今までのトッド・ソロンズ作品史上でも最もキツい展開がありますけど、意地悪な"だけ"で描いてはいませんでしたよね。最終的なメッセージはとてもポジティブというか、『TED』なんかを代表とした最近流行りのダメ人間甘やかし映画なんかよりも、眼差しはこちらの方が優しいのではないか、という気さえしてくる。僕が大好物であり毎年ベストワンはそうなってしまう「ダメ人間もの」の新たな傑作でしょう。作品のテイストは全く違うけど、何て言うか、読後感はこれまた僕の2011年のベスト映画にして生涯ベストのひとつ『スーパー!』に近い、同種の切なさを感じましたね。なのであの手の映画が好きな方には高確率で響くんじゃないかしらって思った。


はい、ベストテンは終了。感想書いてない映画も交じっていたので、ついつい長くなってしまいました。




じゃあ、一応ワーストも.......二本だけですが。

まずひとつめは


『デッド寿司』

観客に「この映画には多くを望まない方がいいな」なんて思わせた時点でダメなんです。いい加減、お客様は仏様ではありませんから優しい心で観るとかそんなことしてられんわ!真面目に作れ!いま、あなたが思ってる以上の真面目さで!!


ふたつめであり、これは生涯ワーストぶっちぎりかもしれないと思ったのは


『地獄でなぜ悪い』

これも『デッド寿司』と同じく、ふざけず真面目にやれってことなんですけど、一番不快なのは手前勝手な映画愛を押し付けてくるのと最終的には園子温のオナニー映画でしかなかったという、あのラスト!!もうほんと地獄だった。悪いよ。なぜじゃない。地獄で悪い映画だ。あと、ガラスだか鏡だかの破片口に含んだままキスして破片が頬から飛び出るとか、刀ぶっ刺さったままいつまでもフラフラするとか、切られた手首からいつまでも血がびゅーびゅーとか、とりあえず過剰にしとけばいいやな下品極まりないスプラッターは本当にゲロが出る。なんの必然性もなしにやられても不快なだけだよ!今後井口昇と園子温の映画は一切観ない!!はいおしまい!!!


では、また今度。
Posted on 2014/01/22 Wed. 18:06 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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あけまして 

おめでとうございますっっっ!!!!


(とりあえず去年一番めでたい感に満ちていた画像)


て、ちょっとどころかすごーく遅いですよね。新年一発目の更新が中途半端に遅れてしまいましたが、みなさんお元気ですか?餅は食いましたか?僕はわりと食べました。

今年はね、ブログに力を入れたいなーと思いますでございますよ。恋に仕事に大忙しお先真っ暗のyou伊東くんは、書きたいこと等をブログでなくトゥイッターという大変便利で気軽なソーシャルネットワークサービスに書き散らかすもんだから、ブログがどんどん疎かに.......。

そんな流れを断ち切るべく、今年は極力トゥイッターをしないでブログにたくさん色んなことを書き散らかしたいよね。うん、そうしたい。


と、いわゆる今年の抱負ってやつを発表したところで、お知らせがございますよ。まず、当ブログを更新し続けられる原動力、旅客機におけるジェットエンジン、つまり当ブログで一番重要なもの。そう、皆さまから頂くコメントへの返信の仕方がようやく分かりました!もっとはやく気付け!バカ!

ということで、二ヶ月前までのコメントには漏れなく返信を書きました。なので、皆さん今後もコメントをよろしくお願いいたしますm(__)m


僕は有言実行ということが一切出来ない人間なので、あんまりヘタなこと書けませんけど、とりあえず今月中には、新年のめでたい映画一発目に相応しい愉快な映画『大脱出』の感想をさっさと書きたいな、と。今年は特に上半期に僕が楽しみな映画が山ほど公開されますからね、観た映画の感想は溜めずにぽんぽこ書かなければなりません。

あと、新年恒例の「今年はこんな映画が楽しみだなー」「そうだよねー」ってやつもね、遅くても来月中までには書きたいね。


てな感じでね、今年も当ブログをよろしくお願いいたしますよ。なるべく面白くしたいしさ、僕以外の他人にに読んでいただけても大丈夫な、一人よがりではない文章を書けるように頑張ります。第一、「しつこいよ!」と言われようとこれは何回でも書きますけど、こんなに面倒くさがりのぐーたら人間の僕が当ブログを続けられるのも、そこの子連れ母親のあなた!うどん屋のあなた!歯科衛生士のあなた!いまこの文章を目にしているあなた!あなた!!あなた!!!でありテメェでありオマエラでありあなた様!のお陰なんでございます。皆さまいつもいつも当ブログにお付き合い下さり本当にありがとうございますm(__)m本当にありがとうございますm(__)m。もうみんなにお歳暮を贈りたい。それくらい感謝しております。繰り返しになりますけど、今年も当ブログをよろしくお願いいたしますね


あ、そうそういい加減最後にしますけどちょうど今日、年に一回のお楽しみ映画秘宝の年間ベストテンが発表されましたね!他人のベストテンはほんと面白いですよ。三宅隆太監督のベストテンは個性と大胆不敵さに溢れていて勉強にもなるし、高橋ヨシキさんのも「ヨシキさんらしいや」って頬が弛んじゃうし、なによりも嬉しかったのは尊敬する宇多丸さん、中原昌也さんのお二方が僕の去年のベストワン映画である、トッド・ソロンズ監督作品『ダークホース』(くだらない副邦題はわすれた)を入れてたことですよ!さすがだね!先見の明があるってことですよ~、って去年のベストテンブログに書くの忘れた!!!ということをいま思い出したので、明日発表します。たぶんな!


では、また今度。
Posted on 2014/01/21 Tue. 18:42 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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輝くよ!you伊東のなんでも大賞2013 

さあ、今年もやって参りました「輝くよ!you伊東のなんでも大賞」!!!!

「いやぁぁぁぁあっほぉぉおう!!!」




芥川賞、アカデミー賞、ノーベル賞、ベストジーニスト賞、等のとにかく世界中のありとあらゆる賞のなかでも、最も権威あると言われているらしい「you伊東のなんでも大賞」でございます。もはや、すっかり毎年おなじみですね。


今年は映画関連のみに絞りました。去年はバラエティに富んでいたのに、と嘆かないで!みんな!その代わり賞を増やしましたから。きっと楽しいんだと思う。保証はしないが......。えー、では今回はただでさえ長くなりそうなので、グダグダな文章はここで斬!!!!と、ぶった切ってさっそくいってみよーみよみよー。



と、言いたいところですが、まず最初に断っておかなくてはならないことがあるのです。これから色んな賞の発表をするんですが、はっきり言ってその賞ぜーんぶ、今年を代表する映画である『パシフィック・リム』にあげたい!!ていうか、あげるよ!あげちゃう!でもそれじゃつまんないしさ、「えこひいきや!」「裏マネーを貰ってることくらい分かっとるんやじゃい!ボケイっ!!」ってみんな言うんでしょ。どうせ。ったく......一億総批評家時代ですよ、うんざいねーああ!!だからいいよ『パシフィック・リム』には、この三つの特別賞を授与いたします!!

まず、キング・オブ・今年を代表するで賞

そして、ブログもTwitterも実生活でもこれの話ばかりウザい程したで賞

最後に、今年もっとも金を使ったもので賞

はい『パシフィック・リム』にはこの三つの特別賞となにかを贈ります!もしかしたら!


というわけで『パシフィック・リム』には色々あげましたからね、オマエラらもわたくしも満足したところで、いよいよ本題の各賞の授賞に移りたいと思う~!


では、まずはこちらの賞からです!!

今年もっとも「おい、お前って本当に好感しかもてない野郎だなオイ!!」とyou伊東に思わせたで賞

受賞したのは・・・・・・・


チャニング・テイタムさんです!

「ワォ」

おめでとうございます!ぱちぱちぱちぱち

今だから書けますけど、前までは「このイケすかねぇマッチョ野郎が.....」なんて思ってました。『GIジョー2』で前作の主役だったはずなのに開始早々爆死した時も「ざまぁwwwwww(`∀´ )ワロタ」なんて私思ってた。
 だがしかし、その後の『21ジャンプストリート』でのハジけっぷりと、自伝的映画『マジック・マイク』での深みとチャーミングさを兼ね備えた芝居、そして極めつけはジャン=クロード・ヴァン・ダムのボルボトラックのCMのふざけたパロディ(しかもあの爆笑のオチはちゃんとヴァン・ダムへのリスペクトにもなってる!)を披露したこと、これらの三連コンボにより、下半期はチャニング邸があると思われるロサンゼルスの方角に毎晩土下座をする羽目に......。いや、すまんかった。今は見逃してしまった『ホワイトハウス・ダウン』が超絶観たいし、『GIジョー3』では生き返ってロック様と見事なコンビネーションを見せてほしい。そう思う毎日です。ほんと今まですいません!そして、これからも期待してます!頑張ってください!!

という訳でチャニング・テイタムさんには記念のトロフィー.....なんてないから...賞金.......は無理.......うん、まあなんか送られるでしょう。たぶん。


続いては

今年もっとも「カッコよさに性別は関係ない!」と思わせてくれたクールウーマンだったで賞

受賞したのは・・・・・


『ゼロ・ダーク・サーティ』主人公マヤさんです!


「オマイガー」

マヤさんという"キャラクター"であって、演じたジェシカ・チャスティンさんが受賞ということではありません。念のためね。

男社会の中で舐められながら、高卒というキャリアながら、女CIA捜査官として孤高にビン・ラディン捜しに燃える執念!私は負けない挫けない!という信念。だからこそのすべてが呆気なく終わってしまった後の、あの涙が胸をうつ......。本当にカッコ良かったです。


改めておめでとうございます。



続いては

今年もっともバイオレントでガサツでおっかなかった悪役でしたで賞

受賞したのは・・・・・


『エリジウム』の狂暴傭兵クルーガーさんです!


おめでとうございます!!ぱちぱちぱちぱち

映画自体はたいへん微妙な『エリジウム』でしたが、屋上でパンツ一枚で酒片手に刀で肉を焼いているという登場場面と、おまけには顔面が........というサービスまで披露して下さった狂暴傭兵クルーガーさんは、『エリジウム』の欠点を補ってお釣りがくるくらいの素晴らしくゲスい存在感を見せてくれました。改めておめでとうございます。


続いては

今年のベストシィィィンだったで賞

受賞したのは・・・・・


『ワイルドスピード ユーロミッション』のロック様とヴィンディーゼルによる三段式ラリアットです!


おめでとうございます!!ぱちぱちぱちぱち

『エンド・オブ・ホワイトハウス』のリック・ユーンの回し蹴り、『イノセントガーデン』の全裸オナニー、『キラー・ジョー』のケンタッキーフェラチオチキン、『キャビン』の半魚人、『アウトロー』のラストなどもノミネートされてましたが、僕がもっとも心を奪われたのはこちらの三段式ラリアットでございます。これからのトレンドは三段式ラリアットですね!全国の女子高生なんかが真似することでしょう。
改めておめでとうございます。


続いては

今年もっともワクワクさせてくれるOPだったで賞


受賞したのは・・・・・


『クルードさんちのはじめての冒険』さんです!


おめでとうございます!!ぱちぱちぱちぱち


他には『スタートレック イントゥダークネス』『ラストスタンド』『ムーンライズ・キングダム』等もノミネートされてましたが、『クルードさんちのはじめての冒険』のクルード一家が戦闘準備に入り横並びになったところで、後ろにタイトルがどーんどーんどーん、巨匠アラン・シルベストリによるテーマ曲が高らかに鳴り響いてから起こるスラップスティックどたばたアクションで、一気に「この映画は大丈夫」と強く強く思わしてくれました。OPだけでなく全編ワクワク最後はホロリのこれぞいい映画のお手本映画『クルードさんちのはじめての冒険』さん、改めておめでとうございます。


続いては

今年もっとも最後まで楽しませようとという気概を感じたエンドクレジットだったで賞

受賞したのは・・・・・


『アイアンマン3』さんです!!


おめでとうございます!!ぱちぱちぱちぱち

他にも『パラノーマン』『シュガーラッシュ』リメイク版『死霊のはらわた』等がノミネートされてましたが、『アイアンマン3』はエンドクレジット"こそが"一番いいと言っても過言ではないほど素敵でした。改めておめでとうございます。


続いては

今年もっとも良かった音楽を作った方でしたで賞


受賞したのは・・・・・

アレクサンドル・デスプラさんです!


「サンキュー」


『ムーンライズ・キングダム』の音楽も素晴らしかったですが、何よりも『ゼロ・ダーク・サーティ』の音楽が素晴らしい!不穏なスペクタクル音楽が作品に見事にマッチしていました。来年の『ゴジラ』の音楽も楽しみにしております!改めておめでとうございます。


続いては


今年もっともジャンル映画らしいジャンル映画だったで賞

受賞したのは・・・・・


『バレット』さんです!


おめでとうございます!!ぱちぱちぱちぱち

要は、背伸びをした余計なテーマやメッセージ等を盛り込むことなく、ストイックなまで観客を楽しませることだけに奉仕したジャンル映画に贈られる賞でございます。他にノミネートしていたのは、『ラストスタンド』『エンド・オブ・ホワイトハウス』『ジャッジ・ドレッド』の三作品でしたが、その中でもやはり『バレット』は頭一つ抜けていました。むさ苦しい男どもの殴りあい、銃撃戦、色んなものの爆発、大量のおっぱい、半裸のスタローン、と観たいものばかり見せてくれた。ていうか、それしかなかった。しかし、それでいい.....。そんな『バレット』さんに感謝です。改めておめでとうございます。


続いては

今年もっとも素敵スプラッターだったで賞

受賞したのは・・・・・


リメイク版『死霊のはらわた』の口にチェーンソー突っ込みスプラッターさんです!


おめでとうございます!!ぱちぱちぱちぱち

まあ、そりゃね。色々と問題あるリメイク版だと思いますが、「とにかく派手にゴアに物量ぶっこみでええんや!ヽ(`Д´)ノワッショイ!!」という容赦のない派手スプラッター場面の数々だけで、僕は全然満足でした。中でも、クライマックスのゾンビの口にチェーンソー突っ込むのはね、こんな場面なかなかお目にかけませんし、しかもただでさえ血の雨まで降りまくっていて、もう異常。そして素敵!というわけで今年の素敵スプラッターだったで賞はリメイク版『死霊のはらわた』に差し上げたいと思います。改めておめでとうございます。



はい、これで以上!!!本当はあと32個ほどの賞を発表したかったけど、もう疲れたのでやめます。

というわけでね、今年もたいへん盛り上がった「you伊東のなんでも大賞」もこのへんでお別れです。え?名残惜しい?だが、俺は全然名残惜しくない!なにが「you伊東のなんでも大賞」だよ。ああ、ブログは面倒くさい!もうたぶん二度と更新なんかしないからな!覚えてろよ!では、よいお年をな!!


では、また来年。
Posted on 2013/12/30 Mon. 22:58 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 4

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『悪の法則』いま、そこにある地獄 



最近、すっかりブログを書く気を喪失していましたが、ようやくねそんな喪失した気持ちをバーニングさせてくれる映画と出会いましたよ。『悪の法則』ただいま僕はこの映画に惚れております。

(完全なネタバレはしてないつもり)



この映画は基本会話劇です。しかも、単なるエロ話にいたるまで示唆的、寓話的、哲学的で後々の物語やこの映画のテーマに登場人物たちの会話が深く絡んでくるんですね。だから、ボーッと聴いていちゃいけないし、たぶんそういうのを踏まえると二回目以降の鑑賞の方が更にこの映画の理解が深まるのかなーなんて思います。

一番分かりやすくこの映画のテーマを表すかのような会話は、ハビエル・バルデムが主人公に語るキャメロン・ディアスのびっくりカーセックス。非常に強烈な話なので聴いてしまった主人公は「聴かなきゃよかった・・・」話したバルデムも「話さなきゃよかった・・・」となる。しかし、後悔したところで聴いてしまった以上、もうどうにもならない。現実を受け入れるしかない、と。まさしくこれがこの映画のテーマだと思いますよ。「人生取り返しのつかないことがある」こんなことをある登場人物も主人公に言いますよね。だから、いくらそれまでの人生が完璧だったとしてもその真実を前にしたら、ただただ鼻水を垂れ流して泣き崩れるしかない・・・。それしかできない。そんな身も蓋もない真実をこの映画は主人公と観客に叩きつける訳です。豪華スター出演で大金掛けた20世紀フォックスの映画だというのに、そんな暗黒を見せつけるなんて、とっても素晴らしいことだし、なんか正しいと思います。


とは言え、この映画はただ暗くて難解だったりするだけではなく、本当に楽しくて愉快な場面もいっぱいです。先述したキャメロン・ディアスのびっくりカーセックス、ただただ永遠にたらい回しにされていく、糞尿まみれドラム缶詰め死体(これは主人公のこれからの人生を象徴してるのだと思う)あとブラピの"アレ"ね。あいつは、主人公に色々「麻薬カルテルを甘く見ちゃいけねぇ」だの忠告はするくせに、自分は「修道院に潜り込んでまで生きてやる」なんて大口叩くわけ。でも、そんな奴でも取り返しのつかないことは、道を歩いている時にだってやって来る。非常に意地悪でナイスな場面だと思います。

あと、大変びゅーてぃふぉーな首チョンパ場面も素晴らしい!痺れた。あの場面を境にこの映画は地獄へ真っ逆さまな訳ですが、正しくあの一本の細いワイヤーという境界線を越えたら・・・っていう表現ですから、映画の構成としても単純に場面としても会話だらけのこの映画の中で実に映画的な名場面だと思います。

とか、物語上重要な役割であるバイクが猛スピードで荒野を走っていくのを捉えているカメラがパンすると、室内でイチャイチャしてる主人公カップル、という場面も簡潔に意地悪で素晴らしいですが、やっぱ今回は脚本のコーマック・マッカシーが120パーセントの仕事をしてますね。もちろん、リドスコのスタイリッシュで隙のない演出も素晴らしいですが、何気に『悪の法則』とリドスコの前作『プロメテウス』はテーマが通じてるなーとも思ったり。当然偶然でしょうけど。

まあ、とにかく意地悪で悪趣味でブラックで笑えるけど立派な教訓もある、と。僕にとってはこういうのが理想の映画。毎日をちゃんと正しく生きようと思わせてくれますから。皆さんもくれぐれもメキシコ麻薬カルテルとだけは付き合わないようにね。


では、また今度。
Posted on 2013/11/29 Fri. 15:03 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 4

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SF映画ベストテンっっ!! 

人気ブログ「男の魂に火をつけろ!」で毎年行われるベスト10企画。去年のホラー映画ベスト10は参加するのが恐れ多くて個人で勝手にやりましたが(後にブログ主であるワッシュ様からお誘いを頂き参加させて頂きました)、今年はSF映画ベスト10だそうで、参加しようかどうしようか迷っている今日この頃でございますが、まずは勝手にやります!勝手で悪いか!だってベスト10とか作るの楽しいんだもん!!


1位『マイノリティリポート』

2位『銀河ヒッチハイクガイド』

3位『宇宙戦争』

4位『スターシップトゥルーパーズ』

5位『インナースペース』

6位『ゼイリブ』

7位『AI』

8位『ソルジャー』

9位『スペースインベーダー』

10位『サイン』



『マイノリティリポート』


未来都市を描いたSFって、やはり『ブレードランナー』の呪縛からいまだに抜け出せていないと思うんですが、『マイノリティリポート』だけは見事にブレランの呪縛から抜け出せて、見事にその先の世界を描けたと言うか。しかも、未来都市の景観、乗り物、ガジェッドにいたるまで隅々まで考え抜かれたリアリティ溢れるアイディアが素晴らしいんですが、それもそのはず。『マイノリティリポート』は制作当時の、医療、警察、建築、交通、その他諸々ありとあらゆる社会的文化の権威達とスピルバーグがみっちり会議をし「未来都市のリアリティ」を追求した結果なので、『マイノリティリポート』の未来世界が他の追随を許さない程リアリティに満ちているのは当然なのです。ストーリーはアレですが。
 特に素晴らしいのはやはりゲロ棒ね。実際あんなのを警察が導入したら犯罪減るんじゃないすかね。やだもんね。あと、ぐるぐる回してチャージして波動(?)的なのをぶばーんと出す銃も素晴らしい。


『銀河ヒッチハイクガイド』


これは当ブログで感想書きました。大好きです。生涯ベスト級です。色んなところで泣いちゃいます。


『スターシップトゥルーパーズ』


これはもう当然。嫌いなやつなんているんですか?


『宇宙戦争』


「ああ、世界が終わっちゃう......」感が最も堪能できる、現時点での侵略SF映画の最高峰だと思います。また、この路線に戻って欲しいなスピルバーグ。


『インナースペース』


「人間の体内で大冒険!」系SF映画の最高峰!って、そんなもんこれと『ミクロの決死圏』くらいしかないか・・・。まあ、相変わらずジョー・ダンテのクドさ全開のストーリーと演出、そしてILMによる視覚的に楽しい一級品の特撮と、どこをとっても愉快な一作。


『ゼイリブ』


「グラサンかけたら宇宙人がまる見え」というアイディアが素晴らしい!ジョン・カーペーンターらしい漂うB級臭さも心地いい。


『AI』


どんだけスピルバーグが好きなのよ。ま、仕方ないよね。『AI』の未来世界は『マイノリティリポート』とは対照的に、人間の欲望が誇大化し暴走した未来都市を象徴的に描いています。まあ、それは当然でそもそも話は「ピノキオ」ですから、寓話的な話にならざるを得ないんですよね。結末があまりにも希望もへったくれも無すぎる暗黒おとぎ話。


『ソルジャー』


産まれたときから殺人兵器として育てられたソルジャーが、使い捨てされてゴミ棄て惑星に捨てられる。だが、そこに住む人々と交流することで心を取り戻し、その人達を守るため悪と闘う!!!宇宙版『レッドスコルピオ』とでも言うべき、男泣きSFの傑作!カートラッセルが終止無表情セリフ無しながらも、泣かせます。
 

『スペースインベーダー』


トビー・フーパー監督ですから、なにからなにまで禍々しくてキチガってる侵略映画。スタン・ウィンストン御大造形の宇宙人が最高。

これね。

『サイン』


M・ナイト・シャマラン監督ですから、なにからなにまでおかしくてオカシイ一軒家侵略映画。「衝撃映像100連発!」的なノリでカメラに映る宇宙人、号泣しながら飯を食うメルギブ、コップの水がぶしゃーん!バッドでフルスイング等、笑っちゃうんだけど「シャマランすげーな」と言いたくなるような名場面もいっぱい。


次点は、曇り空と廃墟で充分SF的な空間を作れることを証明した傑作『トゥモローワールド』、メタコメディから始まって最終的には燃えて泣けるストレートな英雄譚に着地する『ギャラクシークエスト』、大金かけた悪趣味見世物小屋『プロメテウス』とか。

いやあ、しかしこういうベスト10を作るのって本当に楽しいのでね、皆さんも作ったりするといいと思いますよ。ちゃんちゃん♪


では、また今度。
Posted on 2013/11/09 Sat. 22:13 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 6

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